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プロポリス液の上手な使用方法

プロポリスは天然の抗生物質といわれていて、メディアでもよく取り上げられるようになりました。しかし、プロポリスが健康や美容に効果的なのは知っているが、どのように使ったら良いのかわからないという方がいらっしゃいます。プロポリスにはさまざまな形状がありますが、飲んだり、皮膚に塗ったり、うがいに使ったり、目的に合わせて様々な使い方ができるのが液体タイプのプロポリスです。この記事ではプロポリス液の有効な使い方について詳しく説明していきます。

プロポリスの効果

プロポリスはミツバチが自身の巣を守るために作り出す物質ですが、この成分を上手に使うことで健康や美容に役立てることができます。その成分の中で多くを占めるのがフラボノイドで、強力な抗菌殺菌作用を持っています。ミツバチの巣の材料として使うことで巣内に細菌やウイルスが侵入しないようにしています。また、侵入してきて命を落とした外敵にプロポリスを塗ることで、巣内で腐敗して感染症を引き起こすのを防ぐこともできます。ミツバチはこの強力な抗菌殺菌作用を利用することで、どんな過酷な環境下においても種の繁栄を維持することができるのです。

強力な抗菌殺菌作用を持つプロポリスには、目的などに合わせて、液体だけでなく錠剤や粉末、飴などさまざまな形状があります。その中でも液体のプロポリスは、健康食品として飲むことがでるのはもちろん、傷や感染症の治療に塗って使えたり、口内ケアやうがい薬などの病気の予防にうがい薬として使えたり、用途を選びません。幅広い目的、幅広い用途で使うことができるので、プロポリス液を所有するメリットは大きいです

プロポリス液を上手に飲む

免疫力を高めたり、血圧を安定させたり、むくみや慢性疲労の解消をしたい方はプロポリスを飲むのがおススメです。特に、身体を守る効果はミツバチが巣を守るのと同様に強力に作用しますので、寒暖差が大きいときやインフルエンザが流行りだしたときなど病気にかかりやすい時期に予防として飲むのが効果的です。もちろん、血流を良くしたり、白髪・抜け毛対策ができたりもしますので、普段から利用している方もいらっしゃいます。

しかし、プロポリスは身体への効果が高いですが、独特のニオイや刺激があって飲みにくいという欠点があります。プロポリスは薬ではないので即効性はありません。普段から毎日飲み続けることで効果を実感できる天然物質ですので、飲みにくくて続けられないと効果がありません。どうすればストレスなく飲み続けられるかを紹介していきます。

基本的な飲み方

まず、プロポリスの有効成分は脂溶性ですので、水で薄めて飲むのはおススメできません。プロポリスを体内に入れてしまえば結局のところ同じですが、水と油では分離して混ざらないので、飲む際にプロポリスの刺激を強く感じてしまいます。プロポリスがしっかりと溶けるようにぬるま湯に入れるのが基本的な飲み方です。

プロポリス液の量はコップ一杯200mlに対して5滴程度入れるのが適量です。薬ではなく飲み過ぎはありませんので、もう少し多く入れることも可能です。ただし、それだけプロポリスの刺激やニオイなど気になることが増えます。自分に合った量を探りながら飲むようにしてください。

ちなみに、水などを入れた後にプロポリスを加えるとヤニがコップにつきやすくなりますので、乾いたコップにプロポリスを必要な量だけ入れてから水やぬるま湯などを入れると良いです。また、ついてしまったヤニは取れにくいですが、薬局に売っているエチルアルコールやクレンザーでキレイに落とすことができます。もしも、コップについたヤニでお困りの方は試してみてください。

ジュースなどに混ぜて飲む

プロポリスは独特のニオイがありますので、風味の強い飲み物と一緒に飲めば、ニオイを気にせず容易に飲むことができます。例えば、牛乳や野菜ジュースなら、風味を消して飲むことができます。また、刺激が気になる方は柑橘系のジュースで飲んだり、レモン汁をプラスしたりして飲むのもおススメです。これなら、水やぬるま湯で飲むのとは違ってさまざまな栄養素が一緒に摂れるのでより効果的です。特に、プロポリスはビタミンCが含まれていませんが、野菜ジュースやレモン汁ならビタミンCを補うことができます。バランス良く栄養を摂取できるので健康や美容への効果がアップします。

ヨーグルトやはちみつと合わせて飲む

プロポリスを飲むのにヨーグルトやはちみつを利用する方がいらっしゃいます。ヨーグルトやはちみつに合わせることでプロポリスの刺激やニオイを抑えることができるので、プロポリスの風味がどうしても苦手という方におススメの飲み方です。また、ヨーグルトやはちみつはプロポリスと相性が良いので、免疫力アップ効果をさらに高めることができます。

しかし、プロポリスの刺激を防げますが、完全に包んで飲むとのどの細菌やウイルスを殺菌することができません。プロポリス液の効果を最大限活かすためにも、ヨーグルトやはちみつで完全に包まないようにしましょう。

カプセルに入れて飲む

プロポリスを効果的に摂取する方法は直接液体のまま飲むことです。しかし、どうしてもプロポリスのニオイや刺激が気になって飲めないという方におススメなのが、カプセルに入れて飲む方法です。

カプセルは薬局などで簡単に手に入れることができます。できればカプセルはゼラチンの溶けやすいもので、添加物が入っていないものを選ぶようにしましょう。また、大きさもいくつもありますので、自分に合ったものを選ぶと、のどに詰まることなく飲むことができます。

プロポリス液の意外な使い方

歯磨き粉につけて虫歯・歯周病予防

プロポリスの効果は風邪やインフルエンザなどの病気の予防・緩和だけにとどまりません。強力な抗菌殺菌作用や消毒作用によって、虫歯や歯周病を予防することができます。虫歯や歯周病の原因は、口の中に存在している細菌が作り出す酸です。細菌が食べかすなどをエサにして酸を作り、それがエナメル質を溶かして虫歯にしたり、歯肉や歯茎などの細胞を破壊して歯周病を引き起こします。

プロポリスは強力な抗菌殺菌作用があるので、細菌の増殖を防いだり、活動を抑えて虫歯や歯周病の進行を止めたりすることができます。
プロポリス液の使い方は簡単で、普段お使いの歯磨き粉にプロポリスの原液を2~3滴垂らしていつも通り歯磨きをするだけです。こうすることで口内の有害な細菌が殺菌されて、増殖を抑えることができます。また、細菌の温床となる歯垢までしっかりと取り除くこともできます。マウスウォッシュのように、水に薄めたプロポリス液を口に含んで、口内をすすぐのも効果的です。

プロポリスをうがい薬として使う

プロポリスをうがい薬として使うのは極めて効果的です。ミツバチは巣の出入り口にプロポリスを使うことで細菌の侵入を完全に防いでいます。同様に、細菌が身体に侵入しやすいのどにプロポリスを使うことで、細菌やウイルスから身を守ることができます。風邪やインフルエンザが流行る時期は、1日に数回行うと予防ができます。
また、のどの痛みがあるときも、炎症を抑える効果と、鎮痛作用で、痛みを抑えることができます。病気の予防以外にのどの痛みを抑えたいときにも使えます。

また、プロポリスは口臭・口内炎の予防もできます。口臭や口内炎は、口内の細菌によって引き起こされることがありますので、その場合はプロポリスを口に含むうがいは効果を発揮します。
うがい薬として使う場合はプロポリスの原液をそのまま使うのではなく、水やぬるま湯で薄めて使うようにしましょう。原液のままでは刺激が強すぎる場合があります。コップ一杯に数滴プロポリスを垂らす程度でも十分に効果があります。

スプレーにして使うことも

プロポリスをスプレーにして使う方法は鼻に使用するときに便利です。細菌やウイルスの侵入を防ぎたいときや花粉などのアレルギー性鼻炎を抑えたいときに使えます。プロポリスには抗菌殺菌作用があるので、鼻の粘膜につけることで病気の予防になります。

また、アレルギー性鼻炎は炎症関連物質のcys-ロイトコリエンやヒスタミンが分泌されることで起こりますが、プロポリスはこれらの物質の分泌量を減らす効果があります。鼻水や鼻づまりでお困りの方は一度使ってみてはいかがでしょうか。花粉症は発症する前からプロポリスで対策を採っておけば発症を遅らせることができますので、プロポリスのスプレーを花粉症のシーズンが近づいてきたら用意すると良いです。
プロポリススプレーの作り方も簡単で、水やぬるま湯にプロポリスを数滴垂らして作ります。

外用薬としての使い方もさまざま

プロポリスの原液を直接塗る

プロポリスは古代エジプトの時代から傷薬として使われていました。プロポリスの抗菌殺菌作用や抗炎症作用、鎮痛作用などが外傷に対して効果的に機能するので、外用薬として十分に使えたためです。切り傷や火傷、感染症など用途はさまざまで、ありとあらゆる症状に使えるのも重宝された理由です。スプレーなどで直接患部に吹きかけて使うことができますが、ガーゼなどにプロポリスを数滴垂らして患部に塗布すれば消毒して悪化を防ぐことができ、さらに痛み止めもできるので有効です。
外傷は痛みやかゆみでつい患部に手が行ってしまい悪化させる傾向にありますが、プロポリスを塗れば細菌の増殖を抑えて炎症や痛みも同時に鎮められます。手当てが早ければ早いほど効果的ですので、プロポリスを手元に置いておくのも良いかもしれません。

軟膏として使うと効果的

プロポリスを原液のまま塗っても効果がありますが、ワセリンなどと混ぜて塗るとさらに効果的です。プロポリスを軟膏として使用すると、切り傷などの傷口に塗ると細菌の侵入を長期間防ぎ続けることができますし、化膿など悪化するの止めることができます。また、痛みやかゆみも長期間抑えられるので、掻きむしったりするリスクを下げることができます。その結果、外傷の治りを早めることにもつながります。
強い抗菌殺菌作用と抗炎症作用、鎮痛作用があるので、虫刺されや水虫、感染症などにも有効です。また、薬とは違って副作用がないので、子どもから年配の方まで誰でも安心して使えます。特に皮膚の弱い子どもは切り傷などを作ると皮膚炎を悪化させてしまいやすいので、プロポリスは子どものいるご家庭では安心できる物質です。

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