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プロポリスとマヌカハニーの特徴と作用、使用上の注意点

プロポリスとマヌカハニーはどちらもミツバチが作り出す物質です。どちらにも強力な抗菌殺菌作用があり、体内に摂取すれば身体の中の細菌やウイルス、特に悪玉菌といわれるような菌に作用して体調を整えるのに効果的です。また、切り傷や火傷などの外傷にも塗ることで利用することができます。そして、抗菌殺菌作用によって雑菌の繁殖を抑える以外に、抗炎症作用で治癒を早める効果があります。どちらも似たような効果があって、どのように使い分けたら良いのかわからない方がいらっしゃいます。そのような方に対して、この記事ではプロポリスとマヌカハニーの共通点と違いを説明し、使い分けをするポイントを紹介していきます。

プロポリスとマヌカハニーのことをどれくらい知っていますか?

プロポリスとマヌカハニーは共にミツバチが作り、同じような作用を持つことから、同じようなものと認識している方がたくさんいらっしゃいます。しかし、プロポリスとマヌカハニーは驚くほど全くの別物です。ここではまずプロポリスとマヌカハニーは本来どのようなものなのかを説明していきます。

プロポリス

材料は花のミツではない

プロポリスはミツバチが植物から原料を集めてくるので、ハチミツのように甘いミツが材料だとイメージしがちです。しかし、プロポリスは植物の樹脂や花粉、新芽などからなり、これに自身の分泌物である唾液を混ぜ合わせることで粘着性のある物質を作り出しています。プロポリスはよく液体で売られているので液体と考えそうですが、実態は固形物です。植物の樹脂が55%、ミツロウが30%、芳香性油が10%、花粉が5%という構成で作られています。この数字を見ての通り、ほとんどが油成分でできています。ほとんどが水分でできているハチミツとは、成分構成が全然違うのです。

ミツバチの食べ物でもない

樹脂などを集めることで作られたプロポリスはその目的もハチミツとは異なります。プロポリスは巣内の環境を衛生的に保つ目的で利用されているのです。プロポリスは強力な抗菌殺菌作用と温湿度をコントロールする作用を持った成分ですので、これを巣の入り口や隙間に塗ることでバクテリアの侵入を防いだり、細菌の繁殖を抑えたりすることができるのです。プロポリスという名はギリシャ語に由来があり、「プロ」とは「前方」や「守る」という意味を持ち、「ポリス」は「都市」や「巣」という意味を持ちます。すなわち、プロポリスとは巣を守るものなのです。決してミツバチが作る甘い食べ物ではありません。

ハチミツやローヤルゼリーとは全く異なる

プロポリスは巣材として使われますので、ミツバチの食糧となるミツバチやローヤルゼリーとは多くの点で異なります。ハチミツは花のミツを巣内で濃縮してできた食べ物です。ローヤルゼリーはミツバチが花粉やハチミツを食べた後、下咽頭線や大あご線から分泌される白色の物質で、女王蜂や幼虫など一部のハチが食べるものです。ハチミツとローヤルゼリーも実際は別物ですが、食べ物としての共通点があります。しかし、プロポリスは食べ物ですらないという点で、これらとは大きく異なります。もちろん、成分や摂取したときの作用も大きく異なります。プロポリスとハチミツは同じ働き蜂が作り出す物質で同一のカテゴリーに混同する方がいらっしゃいますが、以上の通り全く別物なのです。

マヌカハニー

作られるのはマヌカのミツから

マヌカハニーはマヌカという木から採られるハチミツです。マヌカはほとんどニュージーランドにしか自生していない植物ですので、必然的にほとんどがニュージーランド産のハチミツです。また、マヌカの花は12月に開花し、その後4週間程度しか花を咲かせません。よって、マヌカハニーが採取できるのは極めて短い期間ですので、希少価値が高いハチミツです。プロポリスも一つの巣箱から300g程度しか取れないので、希少価値が高い物質です。しかし、ブラジルをはじめヨーロッパやオーストラリア、中国など世界各地で採取できるので、マヌカハニーと比べると多く採取できます。

ハチミツですが、抗菌殺菌作用が極めて強い

ハチミツには健康や美容に有効で、さまざまな作用があります。抗菌殺菌作用も持ち合わせています。マヌカハニーもハチミツですので、同様に抗菌殺菌作用があります。しかし、その効力が全然違います。そもそも、マヌカとはニュージーランドに昔から住むマオリ族の言葉で「復活の木」や「癒やしの木」という意味で、胃の不調や鼻風邪を蒸気で吸引したり、煮汁を飲んだりして薬代わりに利用していました。マヌカは他の植物と比べると抗菌殺菌作用が強いことから、ニュージーランドでは医療の現場で使われるほどです。しかし、薬ではなくあくまで食品ですので、誰でも簡単に手に入れることができます。

プロポリスとマヌカハニーの効果は共通点が多い

健康維持に効果的

風邪に利用すると症状を抑える

プロポリスもマヌカハニーも栄養豊富な上に、強力な抗菌殺菌作用を持っているので、風邪に対して極めて有効です。特に、のどの風邪には効果的で、白湯などに薄めて飲むことでのどの粘膜に付着している細菌を殺菌して増殖を止めることができます。また、抗菌成分が粘膜に留まることで、弱った粘膜から細菌が再度身体へ侵入するのを防ぎます。さらに、抗炎症作用があるので、のどの腫れなどの不快感を緩和することができます。抗菌殺菌作用と抗炎症作用でもって風邪の治癒を早めることができます。なお、プロポリスとマヌカハニーはインフルエンザにも有効ですので、流行する前に利用することで予防でき、かかっても増殖を抑えて悪化するのを抑制できるのです。

虫歯や口内炎を予防できる

虫歯や歯周病、口内炎など口内のトラブルの多くは、口内の細菌によって引き起こされている場合がほとんどです。虫歯はミュータンス菌という細菌が作り出す物質によって歯が溶かされることで起こります。歯周病や口内炎も細菌が炎症を起こすことで発生しますし、口臭も細菌が放出する有毒なガスによって起こる場合があります。プロポリスとマヌカハニーはこれらの細菌を死滅させる作用があるので、利用することで細菌が減って症状を抑えることができます。ちなみに、マヌカハニーはハチミツですので、虫歯菌が好む糖分を多く含んでいます。しかし、殺菌作用が強力なので、虫歯予防にも有効なのです。歯磨きの補助に利用することで虫歯や歯周病の発生をさらに減らせます。

整腸作用で免疫力をアップ

便秘や下痢は子どもの頃から誰でも簡単になる症状で、軽く考えがちです。しかし、便秘や下痢は免疫力を低下させて、病気になりやすくさせているのです。例えば、便秘になると老廃物が腸内にずっと留まるので、有害な物質を放出し続けます。有害物質は血液に溶けて全身を循環して内臓などの機能を低下させるのです。また、腸には免疫細胞の約6割が存在しているので、免疫細胞を不活性化させる要因になります。しかし、整腸作用があるプロポリスとマヌカハニーを利用することで、腸内の悪玉菌を抑制することができるのです。そして、腸内で善玉菌が優勢になりやすい環境を作ることで腸内環境を整えます。すなわちそれは、免疫細胞を活発化して身体の免疫を高めることにつながるのです。

胃の疾患を改善する

胃の病気には胃炎や胃潰瘍、胃がんなどがあります。プロポリスとマヌカハニーには抗炎症作用や細胞賦活作用があるので、炎症を起こしている患部に直接作用して、炎症を抑えることができます。胃が弱っている場合でも利用することで、粘膜を強化して不調を改善できます。また、胃炎などを何度も再発する方に多いのが、ピロリ菌です。ピロリ菌は胃酸で死滅しないので、一度感染すると除菌しなければずっと胃に住みつきます。しかし、プロポリスとマヌカハニーは強力な殺菌作用でピロリ菌の増殖を抑えることができます。もちろん、ピロリ菌を除菌するには病院での治療が必要ですが、胃の疾患の予防や改善にプロポリスとマヌカハニーは有効です。

外傷の治癒を早める

プロポリスとマヌカハニーには、ビタミンB2という細胞の再生を促進する成分が含まれています。摂取することで切り傷や打ち身、火傷などの外傷の治癒を早めることができますが、飲むだけでは効果に即効性はありません。一方、これを患部に塗ることで有用成分が患部から直接浸透するので、細菌の侵入を防ぎ、炎症を抑え、感染症などの発症を予防することができます。昔から民間薬に使われていましたが、今でも有効なのです。また、プロポリスやマヌカハニーを患部に塗った上に、ガーゼなどで覆うとより効果的です。有用成分が患部に留まるので、効果を持続させられます。

美容対策にピッタリ

ニキビ対策に

ニキビの原因はアクネ菌という常在菌です。そもそもニキビは過剰に分泌した皮脂が毛穴を塞いで、そこにアクネ菌が入って炎症を起こすことで発生します。プロポリスとマヌカハニーは抗菌殺菌作用があるので、ニキビができてしまった患部に塗ることでニキビの原因菌を殺菌し、炎症を抑えることで症状を和らげてくれます。ニキビの薬の中にはステロイドが入っているものがあり、「できれば薬は使いたくない」と考えていらっしゃる方に、天然成分であるプロポリスとマヌカハニーは有効です。副作用などの心配がなく、安心して使い続けることができます。

美肌を維持するのに有効です

プロポリスの主成分であるフラボノイドには強力な抗酸化作用があります。マヌカハニーにはシリング酸メチルという抗酸化作用を持つ成分が含まれています。抗酸化作用とは老化の原因である活性酸素を身体の中から除去する働きのことです。プロポリスとマヌカハニーはこの作用によって、身体のサビを落として細胞の老化を遅らせることができるのです。本来身体は備わった抗酸化力によって身体の活性酸素を除去していますが、加齢やストレスなどの影響でこの力は低下してしまいます。プロポリスとマヌカハニーを利用すれば身体に溜まった活性酸素を除去でき、肌細胞の機能を高めてハリとツヤのある肌を取り戻すことができます。

痩せやすい体質に変われる

痩せやすい身体とは、基礎代謝が高い身体です。基礎代謝とは何も活動をしなくても、生命を維持するためだけに消費されるエネルギーですので、高ければ高いほど太りにくく痩せやすいといえます。プロポリスとマヌカハニーは腸の機能を整えて基礎代謝をアップさせる作用があるので、ダイエットを考えている方に有効です。腸は身体が摂取した栄養を吸収する役割があり、それを全身の細胞に供給しています。腸の機能が良くなることで、細胞が必要としている栄養をしっかりと供給できるので、細胞が活性化して、新陳代謝がスムーズに行われるようになりますし、消費エネルギー量が増えます。細胞を入れ替えて体質を変えるので時間がかかりますが、利用し続けることで痩せやすい身体になれます。

アトピーを改善することもできる

アトピー性皮膚炎はアレルギー症状を起こしやすい方に見られる症状です。アレルギーは免疫力の異常が原因である場合があります。免疫力が低下して十分に機能していないために、本来身体にとって有害でないものにまで敏感に反応してしまっている状態です。プロポリスとマヌカハニーは免疫力を高める作用があるので、利用することでアトピー症状を改善することができます。また、プロポリスとマヌカハニーは新陳代謝を改善する作用もあるので、新しく潤いのある細胞が古い細胞を押し出すので、アトピーの症状を改善します。他にも、花粉やぜんそくなどのアレルギー症状を抑えることもできますので、アレルギー体質の方は利用してみることをおススメします。

副作用などの心配がない

以上のように、プロポリスとマヌカハニーは健康や美容にさまざまな作用があります。主に細菌やウイルスを撃退するというようなものが多いので、身体に入れたときに副作用が心配です。しかし、プロポリスとマヌカハニーは天然の物質ですので、基本的に副作用のような症状はありません。免疫力の低い子どもから高齢者まで安心して使うことができます。ただし、過剰に摂取をすると、便秘や下痢、または肥満などになる恐れがあります。摂取の目安が商品のパッケージに載っているので、適切な量を守って利用するようにしましょう。

プロポリスとマヌカハニーの違いとは

商品化までの加工が違う

ここまではプロポリスとマヌカハニーの共通点を主に紹介しましたが、作り出される目的と形状が違うことも紹介しました。そして、形状が違うので加工の仕方も違ってきます。

プロポリスは固形物ですので、有用成分を利用するには加工することが欠かせません。例えば、アルコールや水に浸けることで成分が溶け出すので、それを抽出して商品化します。
一方、マヌカハニーはハチミツですので、不純物を取り除けばそのまま利用することができます。

プロポリスはいうなれば擁壁ですので成分を取り出さなければなりませんが、マヌカハニーはそもそもミツバチの食べ物ですので、ろ過さえすれば人間でもそのまま食べられます。

何に使うかでメリット・デメリットがある

プロポリスはエキスを抽出することでできた液体ですので、サラッとしています。一方のマヌカハニーはハチミツですので、ドロッとしています。「プロポリスとマヌカハニーの効果は共通点が多い」の項目でさまざまな使い方を紹介しましたが、肌に塗る場合は塗り心地に差が出ます。プロポリスはサラッとしているので、吹きかけて気軽に使えますが、乾くのも早いです。一方、マヌカハニーはドロッとしているので、身体にまとわりつきますが、保湿力が強く患部の保護に向いています。また、プロポリスは強い刺激や独特のニオイがあり、そのまま口にするには抵抗があります。マヌカハニーはハチミツですので、日本で取れるハチミツとほとんど変わりなくおいしく食べられます。

どちらも安全に使用する上で注意が必要

アレルギー体質の方

ハチや花粉のアレルギーをお持ちの方は注意が必要です。プロポリスとマヌカハニーはアレルギー症状を緩和すると説明をしましたが、摂取することでアレルギー症状を誘発する可能性があります。アレルギー体質の方が初めて利用するときは、最初から多量に使用するのではなく、様子を見て少量から利用するようにしてください。また、もし身体に不調を感じた場合は、すぐに使用をやめて病院へ行ってください。そして、プロポリスやマヌカハニーを使用した旨を伝えて、使い続けたい場合は、今後使っても良いかどうか確認をしてから利用するようにしましょう。

1歳未満への利用

プロポリスとマヌカハニーにはボツリヌス菌が含まれている可能性がありますので、1歳未満の幼児に使用するのは控えてください。ボツリヌス菌を含んだ食品を1歳未満の幼児が摂取すると、ボツリヌス症を発症して便秘になったり無表情になったりし、最悪の場合は命を落とすことすらあります。大人であれば胃酸によってボツリヌス菌を無力化できますが、1歳未満の幼児は消化器官が未発達ですので、ボツリヌス症を発症してしまいます。プロポリスとマヌカハニーは栄養価が高く免疫力を高めることから、免疫の低い乳幼児へ使いたい方もいらっしゃいます。しかし、極めて危険ですので、利用しないようにしてください。

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