プロポリスでさまざまな貧血を予防・改善する

「貧血は少し屈んでいれば、すぐに回復する」こんなふうに考えていませんか。貧血は身近な病気なため、軽く考えがちです。しかし、貧血とは低酸素状態です。脳や身体が必要としている酸素が供給できていない状態です。これを放置しておくと、心臓や脳に大きな負担をかけ続け、心臓や脳の病気を引き起こしたり、記憶力や集中力が低下したりします。
実は貧血は鉄分不足だけが原因とは限りません。そこで、鉄分やビタミンなどさまざまな栄養を含んだプロポリスが貧血に対して極めて有効なのです。この記事では、プロポリスの貧血への効果を詳しく説明していきます。

貧血は鉄分補給だけでは解決しない

貧血の数々

貧血の原因は鉄分不足と考える方がたくさんいらっしゃいます。実際、鉄分不足による貧血は全体の9割以上です。鉄分はヘモグロビンの材料となる栄養素ですので、これが不足すると酸素を運ぶことができなくなります。鉄分不足による貧血は、鉄分を上手に補給することで改善・予防することができます。ただ、貧血には鉄欠乏性貧血の他に、巨赤芽球性貧血や溶血性貧血などさまざまな種類があります。これらは鉄分を補給しただけでは改善されません。ビタミンやミネラルなどバランスの良い栄養補給が必要になるのです。そこで、有効なのがプロポリスです。

プロポリスが貧血に有効な訳

プロポリスには鉄分の他に、ビタミンB6や葉酸、ビタミンEなどさまざまな栄養素が含まれています。これらはすべて、前項で説明した貧血の改善・予防に大切な栄養素です。何が原因で貧血を起こしているのかは詳しく調べてみないとわかりません。貧血が酷かったり、続いたりする場合はすぐに病院へ行く必要があります。しかし、それまでの対策にプロポリスを利用するのが有効です。鉄欠乏性貧血はもちろん、巨赤芽球性貧血と溶血性貧血などいくつもの貧血を、プロポリスを利用することによって改善・予防することができるのです。

鉄欠乏性貧血

鉄分補給のサポートができる

鉄分は1日に、成人男性なら7～7.5mg、成人女性で月経がない方なら6～6.5mg、月経がある方なら10.5mgの摂取が厚生労働省によって推奨されています。しかし、鉄分を不足している方はたくさんいらっしゃいます。その理由は、鉄分は身体に補給をしたとしても、摂取した内の10分の1しか身体に吸収されないためです。そのため、鉄欠乏性貧血を起こさないためには、普段の食事で鉄分の補給を意識することが大切です。普段の食事に気を遣いつつ、健康補助食品としてプロポリスを利用することで鉄欠乏性貧血を予防・改善することができるのです。

プロポリスと同時に摂取すると良いもの

プロポリスを摂取することで鉄分の補給量を増やすことができます。
そして、補給した鉄分を効率よく身体に吸収させるために有効なのがビタミンCです。鉄といっても、身体に吸収されやすいヘム鉄と、身体に吸収されにくい非ヘム鉄の2種類あります。ビタミンCは非ヘム鉄を吸収されやすい形に変える特性があるのです。
プロポリスにはビタミンCが含まれていないので、鉄分の吸収率を高めるためには別途ビタミンCを補給する必要があります。
また、反対に、タンニンや食物繊維は鉄分の吸収を妨げる働きがありますので、鉄分を吸収したいときは一緒に摂取するものに注意が必要です。

巨赤芽球性貧血

巨赤芽球性貧血の予防には葉酸の補給が必要

赤芽球とは、赤血球が作られる前の細胞のことです。巨赤芽球性貧血とは、赤芽球が異常な分裂をして巨大化したために起こる貧血です。
通常、骨髄において赤血球が作られるのですが、葉酸などが不足することでDNAの合成が正常に行われずに、巨大な赤芽球が作られるのです。葉酸は赤血球のヘモグロビンの合成に不可欠な成分ですので、貧血を起こさないためには、男女ともに毎日240ugの摂取が推奨されています。しかし、葉酸は熱に弱い物質のため、毎日補給するのが困難な物質です。プロポリスなら熱処理をせずにそのまま摂取できるので、葉酸を壊すことなく摂取することができます。

ビタミンB12を一緒に摂取するとより効果的

巨赤芽球性貧血の発生をより低下させるためには、葉酸とともにビタミンB12の摂取が求められます。葉酸とビタミンB12の働きによって造血細胞は正常な赤血球を作り出せるようになるのです。プロポリスにはビタミンB12が含まれていないので、プロポリスで葉酸を摂取するのと同時に、食事などでビタミンB12を摂取することをおススメします。
ちなみに、ビタミンB12は牛・鶏レバーやアサリやカキなどの貝にたくさん含まれています。

溶血性貧血

抗酸化作用が赤血球の寿命を延ばす

溶血性貧血とは、赤血球が破壊されることで、赤血球が不足して起こる貧血です。通常、赤血球の寿命は120日程度ありますが、本来の寿命よりも早く破壊されるので、赤血球が足りなくなって貧血が起こります。
予防策としては、赤血球を覆っている膜を攻撃する活性酸素を減らすことが挙げられます。プロポリスには抗酸化作用を持つ成分が豊富に含まれているので、溶血性貧血に対して極めて有効です。特にプロポリスの主成分はフラボノイドですが、強力な抗酸化作用で知られています。プロポリスを摂取することで、抗酸化物質を摂取することができます。

強力な抗酸化作用を持つビタミンEが豊富

プロポリスには「若返りのビタミン」といわれるほど強力な抗酸化作用を持つ、ビタミンEが豊富に含まれています。溶血性貧血にプロポリスは最適な物質です。
また、ビタミンEは血行を良くする作用があるので、貧血全般に有効な作用があります。

食生活を見直すことが大切

過度なダイエットや食事制限はしない

貧血を起こす原因はいくつもありますが、1つは栄養不足です。ダイエットなどで食事制限をしている方は、特に貧血になりやすい傾向にあります。行き過ぎた食事制限をしていては、ダイエットどころか身体を壊す原因になります。食事制限で貧血気味、こう感じたときは、プロポリスを利用してみてください。

女性は特に貧血になりやすい

貧血は女性がなりやすいといわれています。その理由は、ダイエットをする割合が多いことの他に、月経や妊娠・出産、そして授乳などがあるためです。月経や出産は大量の血液を消費します。また、妊娠や授乳でも、子どもの分まで大量に鉄分などの栄養素が必要になります。これらのことから、女性は男性と比べて貧血になりやすい傾向にあります。
月経過多や妊娠など、貧血になりそうな状況がわかった時点で、速やかにバランスの良い食事に気を遣い、そのサポートにプロポリスを利用するようにしてください。そうすることで、安全で健康的な生活を送ることができます。