プロポリスでうつ病を予防・軽減する

現代社会はストレス社会といわれるくらいストレスが蓄積しやすい環境です。仕事や人間関係、住環境など普通に生活をしていれば避けられないほどあちこちにストレスを覚えるものが存在しています。そんな社会で生活をしている現代人にとって身近な病気になりつつあるのがうつ病です。多くの方は自覚することなくうつ病を放置して、深刻化させる傾向にあります。そんな判断が難しいうつ病を疑っている方におススメなのがプロポリスです。プロポリスは自律神経を整える作用があり、うつ病を改善する効果があります。始めるのは早ければ早いほど良いので、気になる方はこの記事を読んでみてください。

うつ病とは

うつ病は抑うつ気分や焦燥、食欲不振さらには睡眠障害などが収まらずにずっと続く精神障害の病気です。生活をしていれば誰にでも悲しいことが起こります。一時的に心が塞いで抑うつ状態に陥ることがありますが、普通は数日もすれば元の状態に戻ります。テレビを見たり、仲間と飲み会で騒いだりすれば通常の生活ができるようになります。しかし、うつ病の場合は憂うつな状態が2週間以上続き、その間何もする気が起こらなくなります。また、良いことが起こっても気分が晴れることがないのが特徴で、その状態が長く続きます。

うつ病に気づかずに放置してしまう原因に、うつ病になると身体のさまざまな部分に異常が現われますが、それらの症状は何か他の病気のせいと判断してしまうためです。また、周りの方も一見するだけではそれがうつ病とはわかりません。長く塞ぎ込んでいたとしてもそれをその人の性格と単純に判断してしまうので、周りから指摘を受けることなくうつ病は長く放っておかれる傾向にあります。しかし、うつ病は放置していても治るものではなく、どんどん症状が悪化していく病気です。症状が悪化する前に治療を始めるのが大切です。

プロポリスがうつ病に有効な理由

うつ病が発病する原因は仕事や人間関係などの外的要因や慢性的な疲労やホルモンバランスの乱れなど内的要因があります。いずれにしても日常のストレスによって神経の働きが悪くなって、かつ大きなストレスがかかったときに起こることが多い病気です。
プロポリスがうつ病に有効な理由は、
・自律神経を整える作用
・抗酸化作用
・ストレスを緩和する作用
これら3つの作用がうつ病の予防・改善に効果を発揮するためです。

自律神経を整えて、精神を安定させる

ストレスなどで自律神経が乱れると自律神経失調症になります。自律神経失調症とうつ病は同じような病気と思っている方がいらっしゃいますが、疲労感や動悸など身体の病と気持ちが晴れずに落ち込んだままになる心の病という点で根本的に違います。自律神経失調症は自律神経が乱れて交感神経が活発に働いて緊張状態の時間が長く続く病気です。通常は夜になると副交感神経に切り替わって身体はリラックスモードになりますが、興奮状態がずっと続くので眠れず身体や脳は回復できなくなります。その結果、頭痛や耳鳴り、不静脈を引き起こし、この蓄積されるストレスがうつ病を招いたり、うつ病の悪化に拍車をかけたりします。

プロポリスはフラボノイドが豊富に含まれていて自律神経の働きを調整する作用があるので、自律神経失調症になるのを防いで、うつ病になるリスクを下げます。うつ病はさまざまな要因が重なって発病する病気ですので、自律神経を整えただけで発病を防げるものではありません。しかし、自律神経の乱れは慢性的な疲労感や倦怠感から無気力を招いて、精神的に大きな負担をかけます。うつ病の改善は精神を安定させてしっかりと睡眠を取り、ビタミンやミネラルなど十分な栄養を摂ることが大切です。プロポリスは自律神経のバランスを改善し、さらにビタミンやミネラルが豊富に含まれているので、うつ病の予防・改善のサポートに有効です。

抗酸化作用が免疫を高めて症状の重篤化を防ぐ

うつ病は抑うつ状態が続いている状態ですので精神的負担はもちろん、身体的負担も取り除くことが求められます。例えば、免疫力が低下して風邪をひいたりすると辛さやしんどさが募って気持ちはさらに落ち込みます。少ししんどい程度の風邪もうつ病を患っている方にとっては心に大きな負担を与えることになるので、免疫機能を維持することもうつ病の軽減・予防に効果的です。身体や脳の機能が悪くなるので焦燥感や集中力の低下が起こり、それが自分を責める口実になって症状を重くしていきます。うつ病は悪化させると絶望感から自殺願望を抱いたりする危険な病気ですので、症状が悪くなる前に改善させることが大切です。

プロポリスには強い抗酸化作用を持つフラボノイドが含まれていて、血行を改善する働きがあります。血液には身体に必要な酸素以外に栄養やコレステロール、身体から出た老廃物も流れています。血中でコレステロールは酸化することで固まって、血管を詰まらせる危険があります。コレステロールを酸化させて固まらせる成分が活性酸素という成分で、これが原因で血管を弱らせて動脈硬化を引き起こすことで知られています。活性酸素はそもそも身体に存在する成分ですが、過剰に発生することで身体に害を及ぼします。プロポリスの抗酸化作用は増えすぎた活性酸素を除去する働きがあります。
血中のコレステロールの酸化を防ぐことでドロドロになった血液をサラサラに変えて、血行を良くします。血行の促進は体温を上げて自律神経を整える作用があるのと同時に、免疫力を高めて病気になるのを防ぐ作用もあります。心を健全にするためには身体の健康が大切ですので、自律神経を整えつつ免疫力を上げられるプロポリスはうつ病に有効です。

プロポリスは抗菌作用があるので、身体の免疫システムを整えて機能を高める他に風邪やインフルエンザなどのウイルスを除く作用があります。サプリメントとして飲む以外にうがい薬や飴として利用すれば、口やのどが殺菌されます。ウイルスが身体に侵入しやすい箇所をプロポリスの抗菌作用で除菌することで病気になるリスクを減らせます。乾燥やインフルエンザの流行シーズンはプロポリスのうがいや薬や飴を使ってみるのも有効です。うつ病は何をするのも億劫になりがちです。プロポリス入りの飴は舐めているだけでできる風邪・インフルエンザ予防ですので、うつ病の方におススメです。

プロポリスにはストレスの蓄積を緩和する成分が豊富に含まれている

うつ病の大きな原因の1つはストレスの蓄積ですので、これを防ぐ作用はうつ病の予防や進行に効果的です。

セロトニンの分泌を増やす循環を良くする

プロポリスの自律神経を整える作用によって交感神経と副交感神経の切り替えがサポートされるので、夜になるとスムーズに眠れてストレスが緩和されます。また、幸せホルモンといわれるセロトニンは睡眠をしっかりと取ることで分泌量を増やすことができます。セロトニンは不安や悲しみなどネガティブな方向に意識が向いてしまううつ病の改善に欠かせず、積極的に分泌させたい成分です。さらに、眠りの質を高めるメラトニンはセロトニンを材料にして生成されるので、セロトニンの分泌が増えれば心身の回復に効果的です。

プロポリスはビタミンB6が含まれていますが、これはセロトニンの合成を促す成分です。プロポリスを飲めば自律神経が整ってセロトニンに必要な眠りが促されるだけでなく、セロトニンの分泌を促進するのに必要なビタミンB6の摂取もできます。セロトニンの分泌が増えると悲観的な考えが減って、前向きな気持ちになれますし、姿勢も良くなることがわかっています。反対に、分泌が減少するとストレスの影響を強く受けたり、疲れやすくなったり、痛みに弱くなったりします。うつ病の方はセロトニンの分泌が減っている方が多いので、少なくなった量を増やすことがうつ病の改善につながります。プロポリスで乱れた自律神経を整えてセロトニンが分泌されやすくして、かつビタミンB6でその分泌を促進できればうつ病の治療の助けになりますし、精神が安定して予防にも効果的です。

フィトンチッドがストレスを緩和させる

プロポリスに含まれている成分にフィトンチッドというものがあります。森林浴をしたときに爽やかな感覚を覚えた経験がある方も多いと思いますが、それはフィトンチッドの効果です。森には動物の糞尿や植物の枯葉などによってカビや雑菌が繁殖していてもおかしくありません。ところがこのようなニオイはありません。これはフィトンチッドによる強い抗菌、消臭効果によるものです。また、脳内のアルファ波を増やす効果があります。アルファ波は気持ちを落ち着かせて呼吸を整える効果があります。精神を整えて交感神経から副交感神経にスムーズに切り替わるようにします。心をリフレッシュさせて、集中力をアップさせる効果もあることから、無気力状態のうつ病に良いきっかけも与えてくれます。