プロポリスの効果でインフルエンザウイルスをブロック
プロポリスを利用することで、毎年猛威をふるうインフルエンザを予防することができます。予防のために予防接種を打っている方がたくさんいらっしゃいます。しかし、予防接種の場合、接種した型と流行する型が合っていなければ然程効果がなく、インフルエンザにかかってしまう恐れがあるのです。
そこで有効なのがプロポリスです。強力な抗菌殺菌作用でウイルスを寄せ付けず、かつ免疫力を高めることでウイルスの侵入をしっかりブロックすることができます。プロポリスを上手に使えばインフルエンザにかからないようになりますので、効果と合わせて使い方も紹介していきます。
プロポリスの抗菌殺菌作用がインフルエンザウイルスを撃退
強力な抗菌殺菌作用で増殖を防ぐ
プロポリスは、ミツバチが巣の入り口や隙間を塞いで、外敵の侵入を防ぐために作られています。材料は植物の新芽や樹液、花粉などで、これらは抗菌殺菌作用を持つので、巣の中を衛生的に保つことができます。そして、この作用は強力なので巣の中は無菌状態になっているのです。昔はミイラを作る際の防腐剤として使われたり、感染症を防ぐための民間薬として使われたりしていました。
2017年時点で、プロポリスは日本では薬として認められていませんが、ドイツやロシアなどの国によっては薬として認可されています。それくらい強いプロポリスの作用を利用することで、インフルエンザにかかっても重症化することが防げて、治りも早くさせることができるのです。
例えば、インフルエンザウイルスに感染した後にプロポリスを使えば、ウイルスの増殖を抑制することができます。インフルエンザは重症化すれば肺炎などの命を脅かす病気を併発する可能性があります。インフルエンザウイルスの増殖を抑制し、数を減少させるプロポリスは、インフルエンザに有効といえます。
心配な副作用がないので安心
インフルエンザにかかると病院でインフルエンザ治療薬が処方されますが、それらの中には腹痛や下痢、嘔吐などの症状に加えて、異常行動をとるなどの副作用が報告されています。しかし、プロポリスは天然の抗生物質といわれるくらい強力な効果がありますが、天然の成分でできている物質ですので、基本的に副作用はありません。安心して使うことができます。ただし、インフルエンザが疑われる場合は、まずは病院へ行くようにしてください。
整腸作用で免疫力を高めて病気を予防
プロポリスは細菌やウイルスなどの外敵を寄せ付けない作用があるだけでなく、免疫力を高めてインフルエンザに感染しにくい身体にしてくれます。
免疫力を高めるために必要なのは腸内環境を整えることです。腸内には免疫細胞の約7割が存在しているといわれているので、腸内環境を整えることは免疫システムを高めることと同じなのです。
プロポリスを飲むと、抗菌殺菌作用で腸の中にいる悪玉菌が減少し、善玉菌が優勢になるので、腸の調子を良くすることができます。
悪玉菌とは、腸内の老廃物を腐敗させて有害物質を作り出す菌で、下痢や便秘の原因になります。一方、善玉菌は腸の蠕動運動を活発化させたり、栄養の吸収を促進したりする働きがあるので、善玉菌が多いと病気になりにくくなるのです。特に、腸は第二の脳といわれるほど全身に影響するので、インフルエンザにかからないために腸内環境を整えることは有効です。
プロポリスには菌やウイルスを抑えつつ免疫を高める効果あるので、腸内環境が乱れているときこそ、積極的に飲んで身体の調子を無理せず立て直すようにしましょう。
内臓を活性化させて強い身体へ
腸の悪玉菌が増えると毒が身体を巡る
腸は老廃物が溜まる場所なので、老廃物が腐敗して毒素を出す前に排出してしまう必要があります。しかし、悪玉菌が増えて腸内環境が悪いと老廃物が長く腸内にとどまり、有毒ガスが発生してそれが血液に溶けだして身体中に流れることになります。それは体臭や口臭になりますし、吹き出物として体外に出たりします。そして、身体を巡る有毒物質は細胞や内臓を弱らせます。特に血液をろ過する機能を持つ腎臓は、毒素を取り除くことで疲弊するので、その他の腎臓の機能である血液を作ったり体液量を調節したり、骨を作ったりすることができません。腎臓の機能が衰えて血液量が減ると免疫力の低下を招く恐れがあるので、インフルエンザに感染する可能性が出てきます。
反対に、善玉菌が多いと、腸内環境が整い、老廃物の排出がスムーズに行われるので、腎臓は血液のろ過以外のさまざまな働きをすることができます。
腸の善玉菌が増えると供給できる栄養が増える
また、腸は栄養を吸収して全身の細胞や内臓に供給する働きも行っています。腸の働きが不十分ですと補給した栄養を十分に吸収できないので、全身へ送る栄養の供給量が減ります。細胞に必要な量の栄養が届かないとなると、細胞の機能は低下するので、菌やウイルスへの抵抗力も落ちることになります。
腸内環境は免疫システムに大きな影響を与えると先述しました。
それだけでなく、腸内環境は内臓や細胞を活性化させるか否かも左右する大切な要素なのです。プロポリスは腸内環境に影響を与えることができる健康食品ですので、風邪やインフルエンザなどの病気にならないためにも日頃から飲んでおくと良いでしょう。
血行を良くして免疫力をさらに強化!
体温を上げると病気になりにくい身体になる
今体温を測ってみてください。人間の最も健康な体温は36.5~37.0度といわれています。この体温なら身体は正常に機能しているので、インフルエンザにかかりにくく、重症化もしにくいのです。しかし、これよりも低い方は注意が必要です。体温は1度下がっただけでエネルギーの代謝が12%ダウンし、白血球の力が30%低下します。それはそのまま免疫力にも影響するので、病気になりやすい状態になります。
一方、体温が1度上がると免疫力は5~6倍上昇するともいわれています。プロポリスは血行を促進して適切な体温にする働きがあるので、低体温の方におススメです。
血行促進作用がプロポリスにはある
血行が促進されると体温が通常の適温に戻ります。また、腸で吸収した栄養が各細胞にスムーズに供給されるようになるので、免疫力は大きくアップするのです。そして、菌やウイルスは身体に侵入することができなくなるので、インフルエンザを予防することができるのです。
ここまで、プロポリスの抗菌殺菌作用と、腸内環境を整えて免疫力を高める作用を紹介してきました。
さらに、プロポリスは血行促進効果も極めて強力です。
血液は心臓によって押し出されていますが、その流れをポンプの役割でサポートしているのが動脈です。しかし、現代人はストレスや偏食、不眠など乱れた生活習慣によって高血圧や動脈硬化を引き起こす原因を作り出しています。動脈硬化とは、コレステロールや中性脂肪が酸化して血管壁に付着したり、ドロドロの血液を流すために圧を高めた結果、血管内を傷つけたりして血管の柔軟性を失っている状態のことです。血液は、酸素や栄養と一緒に、体内で作った熱を送り届ける役割がありますが、これが十分に機能しなくなるので体温の低下を招きます。
プロポリスは抗酸化作用によってコレステロールや中性脂肪が酸化するのを防いだり、ドロドロの血液をサラサラな状態に戻したりする作用があります。これらの作用によって動脈硬化は改善されて、血行が良くなります。
豊富な栄養で内臓と粘膜機能をサポート
プロポリスは抗菌殺菌作用や血行促進作用以外にも、豊富な栄養を含んでいるのも注目できる特徴です。例えば、ビタミンB1やB2、A、Eなどのビタミンです。また、鉄や亜鉛、クロムなどのミネラルです。これらの栄養素はインフルエンザなどの病気を予防するために大切な役割を持っているので、説明していきます。
ビタミンの働き
ビタミンB1やB2はエネルギーを作り出すのをサポートする成分ですので、不足すると疲れやすくなり、体力の低下を招きます。特にビタミンB2は、エネルギー代謝を助けるだけでなく、細胞を再生させる働きがあるので、粘膜の修復効果があり、病気の予防効果を高めてくれるのです。
ビタミンA・Eは抗酸化作用があるビタミンで、活性酸素という、細胞を酸化させてダメージを与える物質を除去する働きがあります。活性酸素は血中で脂質を酸化させますが、これが血管に付着して血液の流れを妨げる原因です。ビタミンの抗酸化作用はその原因である活性酸素を取り除いたり、血管に付着してできた過酸化脂質を分解して血流を良くしたりする働きがあります。血行が良くなるので、免疫力が向上して病気の予防になります。
ミネラルの働き
ミネラルも免疫力を高める効果があります。鉄は血液を作る際に必要な成分で、血液が不足すると細胞や粘膜に栄養の供給が十分にできなくなるので、再生や修復に悪影響が出ます。亜鉛も細胞やたんぱく質の合成に必要な成分で、不足すると細胞の再生が進まず免疫力の低下を招きます。クロムはエネルギー代謝に関わっているので、疲労回復を促進して免疫力の低下を抑制します。
不足しがちな栄養素を補給できる
プロポリスにはさまざまな栄養素が含まれているので、毎日飲むことで普段の食事で不足しがちな栄養をしっかりと摂取することができます。例えば、ビタミンB群は水溶性の性質なので身体に溜まることがありません。毎日必要な分を食事などから補給しなければ不足してしまいます。しかし、現代人は食生活が乱れがちで、バランスの良い食事ができないことも多々あります。そういったときにプロポリスを飲むことでさまざまな栄養を補うことができます。それが免疫力を高め、細胞や粘膜の再生や修復を助け、インフルエンザになりにくい身体を作ることにつながるのです。
プロポリスを上手に使う方法
プロポリスは薬ではなく健康食品です。インフルエンザを予防したいからと急に飲んでもすぐに効果は現われません。毎日飲むことで腸内環境を整えたり、血行を促進したりして免疫力を高めて、風邪やインフルエンザにかかりにくくしてくれます。予防するためには流行りだしてから飲み始めては遅く、毎日少量でも継続して飲み続けなくては効果を十分に発揮させることができません。
しかし、プロポリスは味や風味にクセが苦手で毎日飲むのがツライ方も多いはずです。そこで、プロポリスを上手に飲む方法を紹介します。また、「飲む」以外にもインフルエンザを予防する方法がありますので、その方法も紹介していきます。
プロポリスのクセを感じない飲み方
プロポリスの強い刺激を緩和したいならオレンジやレモンなどのジュースと一緒に飲むのがおススメです。柑橘系の飲み物なら程よい刺激と爽やかな後味があるので、プロポリスの刺激と風味をかき消してくれます。さらに、柑橘系の飲み物ならプロポリスにはないビタミンCを同時に摂取することができるので、免疫力を高めたい方にはさらに効果を高めることができます。
他にも、ヨーグルトやハチミツなどドロッとしたものに包んで食べてしまうと、プロポリスが口やのどに触れる機会が減るのでおいしくいただけます。さらに、カプセルなどに入れてから飲む方法もあります。これだと少し仕込む手間がかかりますが、完全に味や風味をブロックすることができます。
また、最近は味や風味を抑えたサプリメントも売られているので、それらを利用してみるのも有効です。
ちなみに、プロポリスの成分を効率よく吸収したいなら、空腹時に飲むのが効果的です。お腹がすいているとき、身体は栄養が入ってくるのを待ち構えている状態です。そのときにプロポリスを飲めば、摂取した成分を余すことなくしっかりと吸収することができます。おススメは起きた後すぐですので、プロポリスをいつでも飲めるように準備してから眠ってみてください。
粘膜に直接かける方法もある
インフルエンザを予防するために、プロポリスで免疫力を高めるのは有効な使い方ですが、ウイルスの侵入経路にプロポリスを塗って、侵入そのものを防いでしまう方法もあります。例えば、ぬるま湯を入れたコップにプロポリスを数滴垂らしてうがいをすれば、口やのどにいる菌を殺菌できますし、抗菌作用でウイルスの侵入を妨げることができます。これはスプレーでも同様で、薄めたプロポリスを口や鼻に吹きかけることで強力にインフルエンザを予防することができます。
この方法を応用したのがプロポリスのど飴の利用です。うがいやスプレーならプロポリスの効果が短時間で終わってしまいますが、のど飴ならなめている間中ずっと抗菌殺菌作用が持続します。通勤電車の中や職場でプロポリスののど飴を食べることができれば、のどを潤す効果と抗菌作用でインフルエンザを強力に予防することができます。この方法はすぐに実行して効果を得ることができますので、気になる方はやってみてください。
インフルエンザにならないために
インフルエンザや風邪にかからないために必要なのは普段からの習慣です。例えば、うがい手洗いなどです。外から家に帰ってきたときは、まず手洗いうがいを習慣付けるだけで風邪やインフルエンザにかかる確率が下がります。うがいで口腔内の細菌やウイルスを吐き出しつつのどを潤し、手についたばい菌を洗い流すことでインフルエンザウイルスを家の中にばらまかずに済みます。また、マスクで飛沫感染から自衛することも大切です。さらに、早寝早起きやバランスの良い食事など、生活習慣を整えることが、風邪やインフルエンザにかからないためにしなければならないことです。
ただし、仕事が忙しいなどの様々な理由で、体力が落ちたり、免疫力が低下したりしてしまうことはあります。そんなときに備えてプロポリスを常に利用する習慣を持っていれば、インフルエンザにかかるのを防ぐことができますし、かかっても軽症化で抑えることができます。プロポリスは病気以外でもさまざまな使い方がありますので、もしもに備えてプロポリスを家に常備してみてはいかがでしょうか。