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プロポリスって何かご存知ですか

プロポリスは人間の健康や美容を維持するために、極めて有効な物質として広く知られています。液体や錠剤、カプセルタイプなどさまざまなタイプのプロポリスがあり、人によっていくつもの利用法があるのも特徴です。しかし、プロポリスとはそもそも何なのか、これをご存知でない方がたくさんいらっしゃいます。プロポリスはどのように作り出され、何のために使われているのか、これを知ることでプロポリスの作用や安全性をさらに理解できます。

プロポリスはどうして作られるのか

プロポリスはミツバチが自身や巣を守るために作り出す物質です。
ミツバチの巣は隙間なく密集した集合住宅です。そこには女王バチをはじめ、幼虫や卵、働きバチなどがみんな1つの巣の中に暮らしています。そして、巣の中は密集しているので、温かくて湿度も高い。高温多湿の環境は菌にとって最適な環境です。もし、巣に菌が侵入すれば、勢いよく繁殖してしまいます。すると、弱い幼虫や卵などが感染症を起こして、巣全体へと拡大する可能性があります。このような事態を避けるために作られているのが、プロポリスなのです。

プロポリスはハチミツとは全然違う

「プロポリスはミツバチが作り出すもの」ということから、「ローヤルゼリーやハチミツと同じようなもの」と考えられがちです。しかし、プロポリス、ローヤルゼリー、ハチミツ、これら3つは全然違います。ローヤルゼリーやハチミツが食用なのに対して、プロポリスの用途は巣材であり、食べ物ではありません。ローヤルゼリーやハチミツも違うものですが、原料を突き詰めていけば甘い花のミツで、エネルギー源です。一方、プロポリスの原料は植物の樹液や樹脂、ミツロウなどから作られていてエネルギーとなる糖分はほとんど含まれていません。

プロポリスには巣を守るための効果がいくつもある

抗菌殺菌作用で巣内を無菌状態に保つ

ミツバチは巣の中で何万という集団で生活しています。バクテリアが巣に侵入するとたちまち感染症が流行り、巣内は危機的な状況に陥ってしまいます。
プロポリスは強力な抗菌殺菌作用がありますので、菌の侵入経路となりうる入り口などに使うことで細菌などの侵入を防ぐことができるのです。
また、働きバチはミツや花粉を採集して持ち帰りますが、菌を身体につけて帰ってきます。しかし、巣に病気が発生しないのは、プロポリスが細菌を殺菌しているからです。プロポリスの作用はかなり強力で、巣の中は無菌状態が常に保たれていて、衛生的な環境を整えることができるのです。

温湿度を一定に保つ

巣の中はずっと35度に保たれています。雨が降って外気温が下がっても維持され、湿度もそれによって影響を受けることはありません。これは、ミツバチ自身が筋肉運動によって熱を発生させて、巣内の温度を上げるといったような行動を取っているのが理由の一つです。
しかし、それだけではなく、プロポリスには温湿度を一定に保つ作用があるのです。例えば、プロポリスによって巣の隙間を埋めれば、風が入ってくるのを防げます。また、プロポリスは油成分ですので、雨をはじいて巣の中に入ってこないようにする役割もあります。こうすることで、温湿度を一定に保ちやすくできるのです。

巣を守るプロポリスの活用法は1つではない

巣の修復や補強を行って強度を維持する

プロポリスが最も使われる方法は巣材としてです。巣を外から入ってくる外敵から守るために作り出される物質ですので、入り口を狭くしたり、巣の壁に塗ったりする方法で使われます。巣そのものはミツロウによって作られますが、巣に小さな隙間や傷みが生じれば、その補強に使われるのがプロポリスです。こうして何度も何度も塗り重ねていくことで、巣を強固なものにして、外部からの攻撃や劣化に対して強い巣を作り上げていくのです。
プロポリスはただ単に細菌から守る、という以外にも、巣の強度を高めて、外から受ける衝撃からも守れるようにしているのです。

外敵をプロポリスで覆う使い方もある

プロポリスには強い抗菌殺菌作用があります。もし、侵入してきた外敵が巣の外に容易に出せないほど大きなものなら、死骸となった時点でプロポリスを塗ってこれを覆ってしまいます。こうすることで、死骸は腐敗することなくミイラ化されるので、細菌やウイルスが巣内で繁殖するのを防ぐことができるのです。古代エジプトではミイラを作るために、防腐剤としてプロポリスを使っていました。
プロポリスはさまざまな使い方ができる万能性を持っているので、部屋が密集したミツバチの巣内を無菌状態に保てるのです。

プロポリスを人間が使っても優れた効果を生み出す

この強力な抗菌殺菌作用は人間にも有効です。その有用性を紹介します。

病気から身を守る

風邪やインフルエンザなどの細菌性の病気は、細菌の侵入を防ぐことができれば発症しません。ミツバチが自身の巣の入り口にプロポリスを利用して、細菌の侵入を完璧に防いでいるように、人間も鼻やのどなどの粘膜に利用することで細菌の侵入を防ぐことができます。免疫力が落ちているとき、インフルエンザなどの感染症が流行しているときなどにプロポリスを利用すれば、病気の予防に有効です。
他にも、虫歯や歯周病菌、口内炎なども口内の細菌が原因で起こりますが、これらの病原菌も殺菌して発症リスクを下げることができます。ピロリ菌や食中毒菌であるサルモネラ菌や大腸菌などにも有効ですので、菌が気になったときにプロポリスを使うことをおススメします。

アレルギー症状を和らげる

花粉やホコリなどで起こる鼻炎や喘息などのアレルギー症状は免疫力が低下して、免疫細胞がアレルゲンに対して過敏に反応することによって引き起こされます。プロポリスが人間の免疫に対してどのような働きかけをするかというと、免疫細胞全体の6割が存在する腸内の環境を整えることで免疫力をアップさせるのです。腸内の悪玉菌は腸内環境を悪くする菌ですが、この菌を攻撃して数を減らすことで、善玉菌が優勢になって腸を活発化します。腸内環境が良くなると免疫細胞も活発化するので、免疫力に左右されるアレルギー症状は和らぐのです。

外傷の悪化を抑えて速やかに治す

プロポリスを外傷に使うという方法は昔から使われていた方法です。古代ギリシャの兵隊は戦地にプロポリスを持っていき、怪我をすれば利用して治療していました。
切り傷などの外傷は放っておくと、そこから細菌が侵入して皮膚感染症を引き起こすリスクがあります。また、菌の侵入によって患部が悪化して、治癒に時間がかかるようになります。しかし、プロポリスを塗ることで消毒ができ、かつ抗菌作用で新たな菌の侵入を防ぐことができるので、症状が悪化するのを防げます。
ちなみに、プロポリスは抗炎症作用や鎮痛作用があるので、化膿していればこれを抑えますし、痛みがあっても鎮める作用があります。プロポリスは外傷に対してかなり有効な物質なのです。

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