プロポリスで血圧を安定させる
プロポリスは高血圧にも低血圧にも効果的
高血圧は、聞いて知らない人がいないくらい認知度が広く、治療のための薬もたくさんあります。しかし、高血圧は自覚症状がありませんので、診断された時点で重症化している場合が多々あります。一方で、「血圧は高ければ問題だが低い分には問題ない」と低血圧に対しては危機意識が低くなりがちで定義も曖昧です。低血圧もまた放置してしまう傾向にあり、重症化させてしまう病気です。高血圧と低血圧は生活習慣に原因があることが多い病気ですので、生活習慣が乱れがちの方は注意が必要です。
高血圧は塩分や脂肪分が多い食事を毎日摂ったり、運動量が少なかったり、肥満などの方が多く、低血圧はやせ形の方、過剰なダイエットを行っている方に多い症状です。どちらの病気も生活習慣を改善することが最善の治療法ですが、それにプロポリスを加えることで改善スピードを速めることができます。
プロポリスはフラボノイドの作用で血管を丈夫にして血流をコントロールする効果があります。この効果は高血圧にも低血圧にも有効ですし、他にもさまざまな作用が血圧のコントロールで役立ちます。血圧で悩んでいる方なら多くの方が利用する価値があります。ただし、プロポリスは薬ではないため、病気を治すものではありません。どちらかというと「体質を改善した結果、病気が緩和されていく」というものです。普段からプロポリスを飲んで少しずつ血圧が乱れない身体作りを心がけるようにしてください。
動脈硬化が進行する前にプロポリスで高血圧を改善
血管を強くしなやかにする
高血圧はドロドロの血液の方がなりやすい病気です。血液がドロドロしていると全身に血液を送るために圧力が通常よりもかかるためです。また、ドロドロの血液は血管に詰まりやすくなります。血管が傷ついているとそこにプラークが溜まって、どんどん大きい塊になります。大きい塊になると血流が悪くなるので、さらに血圧が上がっていくという悪循環に陥って悪化させていきます。
一過性の高血圧なら問題がありませんが、高血圧状態が長期間になると血管への負担が続くことから脆く柔軟性が悪くなります。血管は心臓から押し出された血液をポンプの力で全身に送る役割があるので、柔軟性を失うと血液がスムーズに全身に行き渡らなくなります。これが動脈硬化で脳卒中や脳梗塞を引き起こすことがある病気です。
プロポリスは抗酸化作用を持つフラボノイドの作用によって、コレステロールや中性脂肪が酸化するのを防いで、これ以上過酸化脂質として血管に付着しないようにします。傷ついた動脈を修復する作用があるので、新たなプラークが溜まるのも未然に防ぐ作用もあります。血管を修復しつつ、血流を良くすることで血管の柔軟性は改善されます。
また、血中のコレステロールや中性脂肪の濃度は脂質の吸収率に影響を受けます。フラボノイドには脂肪の吸収を抑える効果があることから血液をドロドロにしている原因を取り除くことができます。さらに、プロポリスにはグルタミン酸という血圧を下げる効果がある成分が含まれているので、フラボノイドと合わさることで高い高血圧対策が実現できます。
カリウムが血管への負担を減らす
高血圧になる方の特徴に塩分の摂り過ぎがあります。塩分を摂りすぎると血中のナトリウムの濃度が高くなるので、これを防ぐために血中の水分量が増加します。すると血液量が増えるために血圧が上昇します。この状態が続くと血管に大きな負担を与えて、血管を脆く硬直化させるのです。
塩分の摂り過ぎによる高血圧は、偏った食事を改める必要があります。そして血液のナトリウム濃度を下げるためにカリウムを積極的に摂取することがおススメです。
プロポリスはフラボノイドやグルタミン酸が血管を強くしなやかにして血圧を下げる他に、ミネラルのカリウムを含んでいるので高血圧対策に有効です。
そもそも身体の中の水分量はナトリウムとカリウムの量によって調整されているので、ナトリウムが多くなると濃度を薄めるために水分が溜め込まれるようになります。それを防ぐためにカリウムの摂取が必要なのです。カリウムはナトリウムとともに尿として排出されるので、ナトリウムの濃度を下げるのに効果的です。プロポリスが優れている点はカリウムの働きをサポートするマグネシウムも含まれていることです。カリウムだけでも体内のナトリウム濃度を下げる働きがありますが、さらにマグネシウムが加わることで効果がアップします。
体内のナトリウムが正常値に戻ることで血中の水分量も減って、血圧は元通りになります。高血圧にはさまざまな原因がありますが、いくつもの原因に作用する点がプロポリスをおススメする理由です。
朝がだるい低血圧をプロポリスで解消
プロポリスは栄養豊富なので有効
高血圧が脂っこいものや塩辛いものを食べてなる方が多くみられる一方、低血圧はきつい食事制限をしている方に多くみられる傾向にあります。食事制限をすると必要な栄養素が摂取できず、身体の機能を維持することができなくなります。
例えば、筋肉や内臓などを作るたんぱく質が不足したり、神経や血液を作るのに不可欠なミネラルが足りなかったりします。ビタミンも代謝や身体の働きを助ける作用があるので、不足すると身体の機能の低下を招きます。身体の働きが悪くなると、栄養が全身に巡りにくくなるので内臓が弱って心臓の血液を押し出す力も下がって低血圧になるのです。
また、栄養不足は身体の筋力も弱めます。血液はポンプのように筋肉の収縮によっても送られています。特に下半身は心臓から遠く、重力によって血液が下がってくるのでより筋肉のポンプで血液を心臓へ送り返す働きが重要です。しかし、筋力低下はポンプの力を弱めるので、それだけ血圧を下げることにつながります。
プロポリスは、蜂が自身の巣を細菌やウイルスから守るために使うため、抗菌や免疫のためのサプリメントという印象が強いです。しかし、ビタミンやミネラルが豊富に含まれているので、不足しがちなビタミンB群やカルシウム、鉄分などをしっかりと補給することができます。
ビタミンB群は代謝に関わる栄養素で、補給した栄養をエネルギーに変えるのに欠かせない栄養素です。体内に入れた栄養を余すことなくしっかりと使用すれば身体は体温が上昇して、血行の促進につながります。すると低血圧に良い影響を与えます。また、カルシウムや鉄分も血液を作るのに必要な栄養素で、不足すると低血圧を招きます。
プロポリスなら不足して低血圧を招きがちな栄養素をしっかりと補給することができます。
自律神経の改善が低血圧に良い
低血圧の症状の特徴は朝起きて身体を起こしたときに立ちくらみが起こることです。これは起き上がるとき脳に十分な血液が送られていないためです。そして、その原因の多くはストレスの蓄積や生活リズムが崩れているなどして自律神経が乱れ、交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズに行われていないために起こります。副交感神経は睡眠中やリラックス時に働き、身体の活動を抑えています。筋肉が緩んでいるのでポンプの力も弱く血圧は低い状態になり、低血圧の症状が現われます。
低血圧の症状を起こさないためには夜になると副交感神経が優位の状態になって質の良い睡眠を取ること。そして朝になれば交感神経に切り替わって活動できる状態に身体がなっていることが大切です。
プロポリスはフィトンチッドという森林浴と同様の効果を持つ成分が含まれています。摂取することで癒し効果を得られ、ストレスによって乱れた精神を安定させてくれます。ストレスは交感神経を刺激して副交感神経への切り替えを妨げる原因になりますので、フィトンチッドによってストレスが緩和されて睡眠が促進されます。
また、トリプトファンという必須アミノ酸も自律神経の改善に重要な役割を果たします。トリプトファンは、セロトニンとメラトニンという良質な睡眠を取るのに欠かせない成分の原料になります。夜になると自然と眠気がきて良質な睡眠を取ることで、朝は交感神経に切り替わってすっきりと起きられるようになります。交感神経に切り替わることで血圧が上がるので低血圧の症状を抑えることができます。
ストレスを緩和したり決まった時間に眠たくなったりするのには適度な運動をすることが最適ですが、プロポリスを飲んで睡眠を促す成分を摂取することも効果的です。こうすることで低血圧の症状を改善させることができます。
高血圧と低血圧に共通する点
高血圧と低血圧はお互いに血圧が安定していないという点で同様ですが、高すぎるのと低すぎるという相反する症状です。しかし、生活習慣の乱れが大きな原因の1つであることは共通しています。また、ストレスが引き金になっていることも同じです。血圧を安定させるためには生活習慣の乱れとストレスを生活の中で工夫して解決していかなければなりませんが、プロポリスはそのサポートをしてくれる存在です。「血圧を正常化させる」というのは難しく考えがちですが、大きな病気を引き起こす原因となります。気づいたときは生活習慣の見直しとプロポリスを飲むことを始めてみてはいかがでしょうか。