青汁の飲み過ぎは尿管結石を招く?

青汁の飲み過ぎは尿管結石を招く?

青汁にはシュウ酸が含まれています。
シュウ酸は多く摂取すると尿路結石の原因となる成分ですが、青汁の飲み過ぎは尿路結石を招くのでしょうか?今回は青汁と尿路結石の関連性についてお伝えします。

尿路結石とは

尿路結石という病気をご存知でしょうか?尿路結石とは、腎臓で出来てしまった結石と呼ばれる石が尿の通り道である尿路に引っかかってしまう病気のことで、激しい痛みを伴います。
この尿路結石ですが、ほとんどの日本人の場合はシュウ酸とカルシウムが結びついて出来る結石により起こります。
そのため、シュウ酸を多く含む食品の摂取が尿路結石の原因の一つとされているのです。

シュウ酸を含む食品

シュウ酸を多く含む食品にはほうれん草やパセリなどがあります。
シュウ酸は水に溶け出しますので、水にさらしたり茹でることにより溶け出し、その含有量が70%以上も減ることになります。
青汁の原料になるケールの場合、シュウ酸は100g中に20mgほど含まれています。

シュウ酸の一日の摂取量目安

日本の資料には記載されていませんが、アメリカの資料によると、シュウ酸の一日の摂取量目安は50mg以下とされています。
青汁の場合、粉末タイプで約3gほどですから、一日の摂取量を守って飲んでいれば問題ないことになります。
青汁の摂取量を守り、ほうれん草などの野菜は茹でたり水にさらしてから調理すれば良いことになります。
青汁の飲み過ぎは確かにシュウ酸も多く摂取することになりますが、相当量の青汁を飲まない限り心配はないといえるでしょう。

シュウ酸よりも危険な動物性脂肪

尿路結石に関しては野菜や青汁に含まれるシュウ酸よりも、肉類や乳製品に多く含まれている動物性脂肪の方が厄介な存在であるといえます。
動物性脂肪は体内で分解されると脂肪酸になります。
この脂肪酸はシュウ酸よりもカルシウムと結びつきやすい性質があるのです。
そのため、余剰な脂肪酸がカルシウムと結びついてゆくと、カルシウムと結びつけなかったシュウ酸が腎臓にそのまま届くことになります。
そうすると尿に含まれるカルシウムとシュウ酸が結びついてしまい、シュウ酸カルシウムという結石の成分が作られてしまうのです。
このシュウ酸カルシウムが大きくなってしまったものがシュウ酸カルシウム結石で、尿路結石を引き起こします。
また、動物性脂肪を多く摂ると、身体は酸性に傾きます。
そうすると身体はアルカリ性に戻そうとアルカリ性のカルシウムを血液中に溶かし出します。
循環の過程でこのカルシウムも腎臓を通り尿に流れてくるので、結石が出来やすい状態になってしまいます。
このようにシュウ酸による尿路結石の大きな原因は青汁に含まれるシュウ酸ではなく、肉類や乳製品を多く摂り過ぎることや、肉食偏向の食生活によって起こる動物性脂肪の摂り過ぎによるものでした。

青汁の食物繊維が尿路結石を予防する

そのため一日の摂取量を守った青汁の摂取は食生活のバランスを正し、青汁の食物繊維が体内の脂質を減らす効果もあるため、むしろ尿路結石の防止に繋がるといえます。
既に尿路結石が発症している方は医師の指示の下青汁を飲む必要がありますが、健康な方や肉食偏向の食生活を正したい方は青汁を飲むことで健康維持や食生活の改善が出来るのです。

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