青汁で作るヘルシーなケーキレシピ
青汁は料理にも利用できます。料理に使うと青汁の独特の風味が薄れるため、青汁が嫌いな方でもおいしく食べることができます。料理の中でもデザート、特にケーキに青汁を使うと、ケーキだけでは不足する多くの栄養成分を補うことができます。子供も青汁入りとは気がつかずに喜んで食べてくれるおすすめのケーキレシピをご紹介します。
青汁を使ったケーキのレシピ
ケーキに利用する青汁は粉末タイプが最も便利です。スティック状のものを使用します。ケーキひとつを焼く場合、青汁粉末一包の使用が基本量です。お好みで加減してください。
基本の青汁スポンジケーキ
材料
青汁粉末1包、薄力粉90グラム、上白糖90グラム、バター15グラム、卵大3個、バニラエッセンス、牛乳大さじ1
作り方
ボウルに卵と上白糖を入れ、角が立つまで泡立て、バニラエッセンスを入れます。
別のボウルに薄力粉と青汁粉末を入れ混ぜ、2~3回ふるっておきます。
粉を3回に分け卵のボウルに入れ、その都度ゴムベラで混ぜます。
溶かしたバターと牛乳を生地に加え混ぜます。
生地をケーキ型に入れ、180℃に温めたオーブンで20分焼きます。
きれいな緑のスポンジケーキが焼けます。完全に冷めてから生クリームやフルーツでデコレーションをしてみましょう。
青汁を入れると普通のスポンジケーキに比べ、ビタミンやミネラル、食物繊維の量がぐっと増えヘルシーさがアップします。
ほんのり緑の青汁チーズケーキ
材料
青汁粉末1包、クリームチーズ120グラム、無塩バター55グラム、卵5個、牛乳110ミリリットル、レモン汁小さじ1.5、薄力粉70グラム、コーンスターチ30グラム、砂糖100グラム
作り方
青汁粉末と小麦粉、コーンスターチを合わせてふるっておきます。
ボウルに細かく切ったクリームチーズとバターを入れ、湯煎にかけ滑らかにし冷ましておきます。
卵を卵黄と卵白に分けます。
卵黄をひとつずつクリームチーズの生地に入れ、その都度混ぜます。
牛乳とレモン汁を入れ更に混ぜます。
粉類を数回に分けクリームチーズの生地に入れ混ぜます。
別のボウルに卵白とレモン汁少々を入れ、ハンドミキサーで泡立てます。
砂糖を2~3回に分けて入れ、柔らかい角が立つまで泡立てます。
卵白を数回に分けクリームチーズの生地に入れ混ぜ、ケーキ型に入れます。
お湯をはった天板に型を入れ湯煎にし、150℃に温めたオーブンの下段で1時間焼き、湯煎をはずし120℃に温度を下げ、さらに10分焼きます。
焼けるとすぐに型から取り出しラックに乗せて冷まします。
冷蔵庫で一晩冷やしてから食べます。
クリームチーズはビタミンB群、ビタミンE、ビタミンK 、βカロテン、カルシウム、カリウム、マグネシウム、鉄分、リン、たんぱく質など豊富な栄養を含みます。青汁と合わせることにより、より多くのビタミン、ミネラルを摂取することができます。
豆とナッツ入り青汁パウンドケーキ
材料
青汁粉末1包、薄力粉150グラム、砂糖100グラム、卵2個、無塩バター60グラム、ベーキングパウダー5グラム、牛乳100ミリリットル、塩小さじ1/4、胡桃かアーモンドのスライス、茹でた黒豆か小豆を合計で100グラム程度
作り方
柔らかくした無塩バターと砂糖をボウルに入れ、ハンドミキサーで混ぜます。
牛乳,卵を加え、さらによく混ぜます。
青汁粉末、薄力粉、塩、ベーキングパウダーを合わせ2~3回ふるっておきます。
粉類をバターのボウルに入れ混ぜます。ナッツと黒豆か小豆を入れ混ぜます。
型に生地を入れ、180℃に温めたオーブンで45~50分焼きます。
普通のパウンドケーキに青汁と豆、ナッツを加えることで栄養価が高くボリューム感がでます。
一人分作れる青汁マグカップケーキ
材料(一人分)
青汁粉末小さじ1、無塩バター小さじ1、ハチミツ大さじ2、豆乳大さじ1、卵1個、小麦粉30グラム、バニラエッセンス、塩少々、ベーキングパウダー小さじ1/8、クリームオブタータ(酒石酸水素カリウム)小さじ1/8
作り方
電子レンジ対応の大きなマグカップに無塩バターを入れ、10秒程回して溶かします。
青汁粉末、ハチミツ、豆乳、バニラエッセンスを加えよくかき混ぜ、卵を入れさらに混ぜます。
小麦粉、塩、ベーキングパウダー、クリームオブタータを加え混ぜ、電子レンジで2分程度加熱します。生地は膨らみますが、まだ少し揺れ、湿った状態で大丈夫です。
5分以上そのまま置きます。
フルーツをトッピングして、温かいうちに食べます。
このレシピは一人分ずつ短時間で作れるので便利です。豆乳のかわりに牛乳を使用してもかまいません。ハチミツを使用するので砂糖よりヘルシーで素朴な甘さのカップケーキに仕上がります。
尚、電子レンジにより調理時間が若干異なります。様子をみながら調理してください。
青汁で作るヘルシーなケーキで栄養価をアップ
ケーキは砂糖やバターが多く含まれカロリーが高く、子供にはあまり食べさせたくないというお母さんも多いようです 。しかし青汁を加えることで栄養価が高まり、野菜嫌いの子供のおやつに最適なケーキが仕上がります。見た目もきれいでお年を召した方の間食にもぴったりです。
生地に人参の擦りおろしや茹でた豆、あるいはおからや豆腐を混ぜて焼くなどアレンジ次第でより一層ヘルシーに仕上げることもできます。
青汁をプラスすることでビタミン、ミネラル、食物繊維を補うことができ、ケーキに使用する卵や乳製品で動物性たんぱく質も同時に摂取できます。
尚、レシピで使用する砂糖の甘さが気になる方は砂糖の量を減らすこともできます。しかしあまりに減らしすぎるとケーキのおいしさが失われます。ケーキは毎日食べるものではないので、たまにはおいしい手作りケーキを楽しむのも良いでしょう。
飲まずに残っている青汁があれば、一度ケーキに利用してみませんか?