もう青汁はまずくない!おいしい青汁
青汁は販売当初からまずい飲み物として世間に紹介されてきました。そのせいもあり、青汁はまずいものというイメージが定着してしまったようです。しかし近年、青汁の味がどんどん改良され、おいしく飲める青汁が続々と各メーカーから販売されています。
青汁の味
周知のとおり青汁はケールの絞り汁です。元々、青汁には甘味料や香料などは添加されておらず、味は生のケールそのもの。青臭く独特の苦みがあります。国内で生のケールを入手するのは困難で、ケールを身近な野菜として食する経験のない日本人にとって、ケールの絞り汁はなじみにくい味であることは間違いないでしょう。
青汁は継続して飲むことが健康増進につながります。とはいえ味が原因で飲まない人や、飲まず嫌いな人が多いのも事実です。そこでおいしく飲めるよう、味に工夫を凝らしたおいしい青汁が各メーカーから開発、販売されています。
おいしい青汁
青汁は原料野菜により味に違いがあります。大麦若葉が原料の青汁は、味に癖が少なく比較的飲みやすいのですが、ケールや明日葉が原料の青汁は独特の風味があり、敬遠する人が多いようです。シンプルな青汁をそのまま飲みたい人は、大麦若葉が原料の青汁を選ぶと良いでしょう。
色々な風味が添加されている青汁は、たとえケールや明日葉が原料に使用されていてもまずくないように味に工夫が凝らされています。
フルーツ青汁
ジュース感覚で飲めるように作られているのがフルーツ青汁です。複数のメーカーから販売されていますが、大体どのメーカーのフルーツ青汁もりんご、バナナ、パイナップル、ブドウ、イチゴ、オレンジ、マンゴーなどのフルーツエキスが添加されています。さらに合成甘味料、香料、酸味料などが加えられ、限りなくジュースに近い甘い風味に仕上がっています。子供でも喜んで飲める味です。
甘味料が添加されているとはいえカロリーは1杯分約10キロカロリー程度に抑えられているため、ダイエット中でも問題なく飲めます。
お茶配合の青汁
お茶を配合し、食事時にも飲めるように工夫した青汁もおいしい青汁として人気が高まっています。配合されているのは煎茶、抹茶などで、ティータイムに和菓子とも合うような味に仕上がっています。
青汁の癖がなく、後味もスッキリした飲み心地で緑茶に近い味わいがあります。何杯でも飲めるという評判のおいしい青汁です。
青汁ゼリー
青汁をゼリー状に固めた青汁ゼリーは飲み物ではなく食べる青汁です。味はデザートやお菓子に分類されるような甘くて滑らかな口当たりで、青汁の癖はありません。手を汚さずに食べられるスティックタイプで持ち運びにも便利です。子供からお年寄りまで誰にでも好まれ、リピーターが多く、おいしい青汁の代表ともいえます。
おいしく青汁を飲むために
どんなに体に良くても、味が口に合わなければ継続は難しいものです。青汁が嫌いな人はここでご紹介したフルーツ青汁やお茶風味の青汁、あるいは食べるゼリータイプの青汁を試してみることをおすすめします。おいしくて青汁のイメージが変わるでしょう。
どうしてもシンプルな青汁をそのまま飲みたい人は水のかわりに牛乳、豆乳、飲むヨーグルト、炭酸水などに混ぜて飲むと青汁の独特の風味が緩和されます。
あるいは料理に使ってみると、青汁の味をほとんど感じることなく食べることができます。スープなど、仕上げに青汁粉末を入れるだけなので、特に手間もかかりません。青汁を上手に活用し、美容と健康増進に努めましょう。