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青汁は離乳食に入れてもいい?

赤ちゃんの健康のために離乳食に気をつかっている親御さんは多いと思います。
赤ちゃんの健やかな成長のためには添加物の少ない、栄養バランスに優れた食品を与えるべきですが、健康効果や美容効果のある青汁は離乳食に入れて赤ちゃんに飲ませても大丈夫なのでしょうか?

青汁は離乳食に入れても良い。

でも少しずつ試しましょう。
青汁はケールや大麦若葉など自然の恵みから作られた健康食品です。
一般的な離乳食の柔らかく茹でた野菜やすり潰した白身魚を与え始める生後5か月頃の赤ちゃんからは青汁を与えても良いでしょう。
しかし、最初は赤ちゃん用のスプーンに一杯分の青汁を大人が飲む濃さよりも数倍薄くして与えます。
赤ちゃんが慣れてきたら青汁の量を徐々に増やし、他の離乳食に入れて与えるようにしても大丈夫です。

赤ちゃんが嫌がる場合は無理に飲ませない

赤ちゃんの中には青汁の味やにおいが苦手な子もいると思います。
そのような子には無理に青汁を飲ませずに様子を見るようにします。
大人でも青汁の苦みやにおいが苦手な人もいるので、その辺りは赤ちゃんも同じです。

果汁入りの青汁には注意をしましょう

果汁入りの青汁はおいしく青汁が苦手な人でも飲みやすいものです。
離乳食として果汁入りの青汁を与えることは、生後5か月を過ぎた辺りから始めるようにします。
それ以前の赤ちゃんの場合、果汁を与えすぎることが糖分の摂りすぎに繋がることもあるので注意が必要です。

ハチミツ入りの青汁は飲ませないようにします

ハチミツは健康に良い成分が多く含まれる優れた食品ですが、ボツリヌス菌の卵のような存在である芽胞が含まれていることがあります。
この芽胞は大人が摂取しても問題ないのですが、1歳未満の赤ちゃんが摂取すると乳児ボツリヌス症の感染源になることがあります。
まだ免疫力が弱い1歳未満の赤ちゃんにハチミツ入りの青汁を与えることは、乳児ボツリヌス症を発症させてしまうリスクを負うことになります。
乳児ボツリヌス症予防のためハチミツ入りの青汁は1歳未満の赤ちゃんには与えないようにします。

カフェイン入りの青汁も控えましょう

青汁の中には抹茶が含まれていて飲みやすくなっているものがあります。
抹茶にはカフェインが含まれているので覚醒作用があります。
まだカフェインを上手く分解できない赤ちゃんがカフェインを摂取すると長時間体内にカフェインが留まることになり、熟睡できないなどの症状がでる場合がありますので、カフェイン入りの青汁も離乳食に入れることは控えましょう。

添加物が入っていない青汁を選ぶようにしましょう

離乳食に入れて赤ちゃんに青汁を与える場合はハチミツやカフェイン以外にも添加物が入っているものは避け、無添加の青汁を選ぶようにします。
どうしても赤ちゃんが青汁の味やにおいが苦手で飲まない場合は無理をせず、生後5か月頃から与えることができる、すりおろしたリンゴに薄めて混ぜるなどして与えるようにします。

赤ちゃんにとって刺激の強いものが含まれていない青汁は離乳食に入れても大丈夫です。
しかし、赤ちゃんの様子を見ながら適切な量と濃さで青汁を与えるようにしましょう。

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