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栄養機能食品の青汁

栄養機能食品という言葉をご存知でしょうか?栄養機能食品とはビタミンやミネラルといった栄養成分を補給するための食品の中で、栄養成分の機能を表示して販売している食品のことです。
多くの青汁は栄養機能食品としての条件を満たした食品です。

栄養機能食品として販売するには

栄養機能食品として販売するためには、その食品に含まれる栄養成分が以下に示す栄養成分のどれかを含んでおり、さらにその栄養成分の一日の目安摂取量の上限と下限の基準内であることが必要になります。

栄養機能食品として表示するために必要な栄養成分

栄養機能食品として表示するために必要な栄養成分は、亜鉛、鉄、カルシウム、銅、マグネシウムのミネラル類五種と、葉酸、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、のビタミン類十二種です。

栄養機能食品として販売するために必要な情報

栄養成分の機能表示以外にも注意喚起表示などが必要になります。
これらの条件を満たした食品は、栄養機能食品としての表示、販売が可能になるのです。
例えばビタミンCは免疫力を高め、抗酸化作用もある栄養成分ですが、ビタミンCが含まれ栄養機能食品としての表示が認められた食品は「免疫力を高め、抗酸化作用があるビタミンCが含まれます」などと表示が可能になるのです。
もちろん複数の栄養素について基準をクリアしていれば、それぞれの栄養素についても表示が可能です。

栄養機能食品の青汁のメリット

青汁には栄養機能食品として表示するために必要な栄養成分がほとんど含まれています。
また、基準を満たす含有量の栄養成分が含まれていることも多いので栄養機能食品として表示、販売されている青汁もあるのです。
栄養機能食品として販売されている青汁は、その表示されている栄養成分の機能が分かりやすく表示されているので、どのような効果が期待出来るかが一目で分かります。
はっきりとした健康上の目的があり青汁を飲もうとしている方にはよい目安になるでしょう。

特定保健用食品(トクホ)とは

栄養機能食品の他にも特定保健用食品という食品もあります。
この特定保健用食品は通称トクホとも呼ばれている食品で、日本政府の許可を得ることで効果効能を表示して販売することが出来るようになった食品です。

トクホの青汁

青汁にも特定保健用食品として許可を受けて販売されているものもあります。
トクホに指定された青汁には難消化性デキストリンが配合されています。
難消化性デキストリンとは水溶性食物繊維の一種で、熟したフルーツなどに含まれています。
食後の血糖値を抑える効果やコレステロール値の上昇を抑える効果などがあり、トクホに認定された成分です。

自分に最適な青汁を選びましょう

もちろん栄養機能食品や特定保健用食品に指定されていなくても、多くの青汁には健康効果が期待出来ます。
しかし、栄養機能食品には栄養成分の機能の表示がされており、特定保健用食品には効果効能が表示されているので、その表示された機能や効果効能を求める方には情報が分かりやすく伝わります。
表示されている情報や実際に飲み続けた際の身体の変化から最適な青汁を見つけて飲むようにしましょう。

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