ユーグレナの入った青汁
青汁は色々な種類が出回っていますが、ユーグレナの入った青汁という商品があるのをご存知ですか?ユーグレナとはあまり聞き慣れない名前ですが、実は話題のミドリムシのことです。ユーグレナの入った青汁の特徴と効果についてご紹介します。
ユーグレナとは
ユーグレナは昆布やワカメと同じ海藻類に属し、和名はミドリムシです。ユーグレナは植物と動物の両方の性質を持っている非常に珍しい生物です。単細胞で2本の鞭毛を持ち、細胞内に葉緑体があり光合成ができます。大きさは0.1ミリにも満たない程です。現在、ユーグレナは植物と動物の両方に属する、地球上でただひとつの生物です。
ユーグレナの入った青汁と普通の青汁の違いは?
ユーグレナの入った青汁の最も大きな特徴は、植物だけが原料ではないことです。青汁はケールや大麦若葉などの緑黄色野菜を原料にした100パーセント植物性の飲みものです。しかし植物であり動物でもあるユーグレナが入った青汁は、もはや純粋な植物だけの飲み物ではありません。
ユーグレナの成分
ユーグレナは青汁にも共通して含まれるビタミン類やミネラル類、クロロフィル、ルテインなどを含みます。
ユーグレナは青汁には含まれない必須アミノ酸9種類、非必須アミノ酸9種類をバランス良く含みます。そしてDHA、EPAをはじめとする多くの種類の不飽和脂肪酸、ビタミンD、GABA、パラミロン(β-グルカン)などを含みます。
ユーグレナの特有成分パラミロンとは
パラミロンはキノコや酵母に多く含まれている多糖体のβ-グルカンの一種です。パラミロンは食物繊維同様、体内では吸収されず、中性脂肪やコレステロールなどの不要物を取り込み体外に排出されます。パラミロンは便秘の予防、デトックス、血圧の改善、免疫力向上、アレルギーやガンの予防、更年期障害の改善などの効果があると考えられています。
ユーグレナ入りの青汁の特徴と良さ
青汁は食事から不足した野菜の補給に最適です。しかし肉や魚に含まれるアミノ酸やDHA、EPAは含まれていません。ユーグレナ入りの青汁ですと、ユーグレナがそれらの成分を補ってくれます。またビタミン、ミネラル類も青汁単独で飲むより増量することができます。
ユーグレナに含まれるDHA、EPAは酸化されやすいという特徴があります。しかし青汁に含まれるビタミンCやビタミンEは抗酸化作用があり、DHA、EPAの酸化を抑制するため、成分が有効に活用されます。
野菜には細胞壁があり、栄養素が消化されにくいというデメリットがありますが、ユーグレナは細胞壁がないため消化率が高というメリットがあります。
ユーグレナ入りの青汁は野菜不足に加え、肉や魚不足の人の栄養補助に適した飲料です。
ユーグレナ入りの青汁の味
青汁は飲みにくい、まずいという評判が販売当初よりありましたが、最近では味の工夫もなされ、随分飲みやすい青汁も販売されています。
ユーグレナ入りの青汁は大麦若葉、明日葉を原料にした青汁にユーグレナが添加されています。ユーグレナの味は青汁に似ていますが、やや苦い後味があります。大麦若葉、明日葉の青汁の味に、少々苦みのある抹茶っぽい風味が加わったものがユーグレナ入りの青汁の味です。
飲みにくい場合は牛乳に混ぜると多少甘味も出て飲みやすいです。青汁が飲める方なら問題なくユーグレナ入りの青汁も飲めるでしょう。
どこで買える?
ユーグレナ入りの青汁は通販で購入できます。粉末のスティック状で、1週間のお試しセットも販売されています。興味のある方はまず一度試してみてはいかがでしょうか?