※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

イソフラボンの持つ働きはやる気の上昇にも有効

女性ホルモンのエストロゲンは、やる気を促したり情緒を安定させたりする脳内の神経伝達物質のセロトニンと関わりがあります。
セロトニンの分泌はエストロゲンの分泌量の影響を受けるため、エストロゲン不足に陥るとやる気の低下やイライラなど精神面の不調として現れます。
イソフラボンには安定的なセロトニン生成を助ける働きが備わっているので、やる気の上昇にも効果を発揮するのです。
この記事では、イソフラボンの持つ作用による、やる気上昇の効果についてご紹介します。

エストロゲンの分泌量の低下がやる気を下げる?

女性の身体は、ホルモンバランスの変動によって心身両面に大きな影響が及ぶつくりになっています。
ホルモンバランスが大きく変化する生理前や出産後、更年期世代になると、イライラしたりやる気が低下したりするのは、エストロゲンの分泌量が低下し、脳の神経伝達物質のセロトニンの正常な働きを妨げるのが大きな原因とされています。
特に加齢に伴い卵巣の働きが衰える更年期には、エストロゲンの分泌量が急激に減少し、その影響が脳内のセロトニンの分泌にも及び、やる気の低下につながってしまうのです。

セロトニンとは?

セロトニンとは、ドーパミンやノルアドレナリンとともに、体内で重要な役割を担う三大神経伝達物質の一つで、ドーパミンなどの亢進を抑えて精神面のバランスを整える役割を担っています。
セロトニンは人体の睡眠や食欲を司り、ストレスによるイライラを抑え心身の安定を図るために作用することから、不足すると精神的に不安定になり、やる気の低下や気分の落ち込みを招きやすいと考えられています。

エストロゲンとセロトニンとの関係性とは

脳内でセロトニンを分泌するセロトニン神経は、自律神経系によって制御されており、エストロゲンの分泌は脳内の内分泌系にコントロールされています。
自律神経系と内分泌系の機能は互いに深く関わっていて、一方の働きが乱れると他方にもその悪影響が及んでしまうのです。
一般に月経周期の間で、エストロゲンはその前半に分泌量が増え、同時にセロトニンの分泌も促されます。
エストロゲンの分泌が活発な月経周期の前半は、精神面の安定を図るセロトニンも活性化するため、やる気が出て充実感を味わえる時期といえます。
しかし、排卵日を過ぎた月経周期の後半に入ると、プロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌量が増えてエストロゲンの分泌が減っていきます。
それとともにセロトニンの分泌量も低下するため、やる気を下げたり無気力に陥ったりしてしまうのです。
生理が始まる前だけでなく、慢性的な生理不順や更年期になると、エストロゲンが不足した状態を招き、内分泌系の正常な働きを妨げて自律神経系の働きもアンバランスになり、更年期特有の症状やPMSなどの発症につながります。
エストロゲンの変動の影響で起こる自律神経のバランスの崩れが、セロトニン神経系の働きを乱し、脳内がセロトニン不足に陥りやすくなるのです。

セロトニンはストレスでも不足する

セロトニンはストレスで生じる感情の亢進を抑え、精神面のバランスを安定させる働きがある反面、ストレスによってもセロトニン不足が引き起こされる場合があります。
外部からストレスを受けると視床下部が感知し、副腎からストレスに対抗するホルモンである『コルチゾール』が分泌されます。
コルチゾールはストレスに反応して分泌される性質があり、血圧や血糖値を上げたり脳を覚醒させたりして、脳や身体が適切に対処できるように調整する役目を果たします。
ストレスを感知すると、視床下部はコルチゾールの分泌を促す一方で、脳内のセロトニン神経の機能を抑える指令を出すのでセロトニンの分泌量が低下するのです。
また、視床下部が交感神経を刺激して、ドーパミン・アドレナリン・ノルアドレナリンの3つを指すカテコールアミンの分泌を促しストレスに対処しますが、カテコールアミンの亢進を抑える役割のあるセロトニンはこの暴走を抑えるために消費されるのです。
一過性のストレスではセロトニンが不足する心配はないものの、ストレスが慢性化すると自律神経系のバランスを崩してしまうので、セロトニン神経が弱っていき、セロトニンの分泌量が不十分になっていくのです。

イソフラボンの働きによるやる気上昇の効果とは

イソフラボンには、エストロゲン様作用によりセロトニンの生成を安定させたり、セロトニン分泌を低下させるコルチゾールの分泌を間接的に抑えたりする働きのほか、コルチゾールと密接に関わる『DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)』の分泌を促す働きが備わっています。
DHEAはコルチゾールと同様に副腎から分泌されるホルモンで、コルチゾールの抗ストレス作用を緩和する役割を果たしています。
両者は一定のバランスを保ちながら分泌される性質があるため、イソフラボンによってDHEAの分泌が促されると、相対的にコルチゾールの合成量が低下するのです。
イソフラボンの摂取によって、コルチゾールによるセロトニンの分泌量の低下を防ぎ、その安定的な生成を助けることでやる気を上昇させる効果が期待できるのです。

おすすめの関連記事

トップに戻る
おすすめ製品