※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

イソフラボンの持つ作用によるアンチエイジングの効果とは

大豆の胚芽に集中して含まれる微量成分のイソフラボンの代表的な働きには、抗酸化作用とエストロゲン様作用が挙げられます。
また、エストロゲンに似た働きをするために、体内の組織に弾力性を持たせるコラーゲンを生成する作用も認められており、これらの作用からアンチエイジング効果が期待できます。
若々しさをもたらすエストロゲンの分泌量やコラーゲンの合成量は、年齢とともに低下する性質があるため、エストロゲンの代わりとなって働くイソフラボンはアンチエイジングに役立つとして期待されているのです。
この記事では、イソフラボンの持つ働きによるアンチエイジングの効果についてご紹介します。

アンチエイジングとは?

アンチエイジングとは、日本語で『抗老化』や『抗加齢』と訳される言葉で、「老化に立ち向かいその進行を遅らせる」という意味合いを含んでいます。
肌に関してよく用いられる言葉ですが、加齢による身体機能の衰えを予防することを指しています。
現在ではアンチエイジングの分野は、美容と健康・医療との2つに分けられ、一般に人が老化現象に気づく40~50代からアンチエイジングを意識した生活を心がけると、その後の人生によい影響を与えると考えられています。
安易な若返りを求めるのとは異なり、人体の成長が止まったあとで見た目に現れる老化現象と、それと同時に起こる身体の老化曲線の下降を少しでもゆるやかにするのが、アンチエイジングの本来の目的なのです。

老化の主な原因とは?

老化を招く原因にはさまざまなものがありますが、なかでもホルモンバランスの乱れと、活性酸素による細胞などの酸化が主なものとして挙げられます。

ホルモンの分泌量の低下

人体内では性腺や副腎などの器官からさまざまなホルモンが分泌され、人体が正常に機能するための調節をおこなっています。
ホルモンのなかには年齢と比例して分泌量が低下するものがあり、生殖にかかわる性ホルモンや、人体の成長や代謝の調整にかかわる成長ホルモンが代表的なものとして挙げられます。
特に加齢とともに減少する女性ホルモンのエストロゲンは、多様な働きを備えているために分泌量が減ると、人体の機能に大きな影響を与えることが知られています。
エストロゲンによって保たれていた正常な機能が損なわれることで、老化現象が現れてくるのです。
また、成長ホルモンは子供だけでなく成人以降にも分泌されるものの、幼児期・成長期・成人後・中年期・老年期と、世代ごとに分泌量や働きが異なる性質があります。
成長ホルモンの減少が著しくなる中年期は、男女ともに更年期にさしかかる時期と重なることもあり、ホルモンバランスの乱れも相まって老化を実感する年代でもあるのです。

活性酸素による細胞などの酸化

人体の生命維持や活動に欠かせないエネルギーを生み出す際、呼吸によって酸素は体内に取り込まれ、その一部がほかの物質と反応しやすい活性酸素に変換されます。
活性酸素は体内への病原菌の侵入を防ぐなど重要な働きを担っており、人体に必要な物質ですが、過剰に発生すると正常な細胞や体内の成分を攻撃し、生体成分の変性や遺伝物質の損傷を招いてしまいます。
活性酸素の大量発生の主な原因は、紫外線や電磁波の浴びすぎ、過度のストレス、大気汚染、喫煙や添加物の多い加工食品の摂取といった生活習慣などとされています。
現代人は、大量の活性酸素が体内に発生しやすい環境に置かれながら生きているともいえ、生体成分の酸化による損傷がくり返されることで老化を亢進させてしまうのです。

イソフラボンによるアンチエイジングの効果

冒頭で触れたように、エストロゲンに似た構造を持つイソフラボンは、エストロゲン様作用を示す成分であり、フラボノイドの一つであるため高い抗酸化力を持ち合わせています。
酸化されやすい抗酸化物質としてイソフラボンは活性酸素とすばやく結びつき、自身が優先的に酸化されることで細胞や体内成分を守ってくれているのです。
また、エストロゲンはコラーゲンと関係性の深いホルモンで、いずれも40代半ばから50代にかけて分泌量や合成量が減ってしまう性質があります。
閉経の準備期間である更年期には、卵巣の働きが衰えることでエストロゲンの分泌量が急激に減り、コラーゲン合成が不十分になると、肌をはじめコラーゲンが主な構成成分となる骨や関節、血管や毛髪などの組織も劣化し、体内から老化が進んでしまうのです。
イソフラボンは、エストロゲンが不足している場合にはその代わりとなってコラーゲン合成に作用するので、肌にハリや弾力をもたらしたり、骨や関節・血管の柔軟性を維持したり、脱け毛を防いだりするアンチエイジング効果が期待できます。
さらにイソフラボンには、コラーゲンを分解する『MMP-3(マトリックスメタロプロテアーゼ-3)』という酵素を抑える働きが認められているため、抗酸化作用やエストロゲン様作用を発揮するとともにアンチエイジングに大きく貢献しているのです。

おすすめの関連記事

トップに戻る
おすすめ製品