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イソフラボンのエストロゲン様作用によるニキビ改善の効果

女性ホルモンのエストロゲンには、ニキビの主な原因となる皮脂の過剰な分泌を抑える作用が備わっています。
また、皮膚のハリや弾力・水分量を保つ作用のある成分の生成を促す働きにより、皮膚組織の硬化を防いで毛穴の詰まりを予防することでも、ニキビ改善に貢献しています。
エストロゲン様作用を持つイソフラボンは、エストロゲンの代わりとして作用する成分のため、同様の効果が期待できるのです。
この記事では、イソフラボンの持つ働きによるニキビ改善効果についてご紹介します。

ニキビとは?

ニキビとは、毛穴に皮脂が詰まり、その内部や出口で炎症が起きて小さく隆起した状態をいい、ひたいや頬、口やあごの周りなどにできやすい発疹です。
思春期だけでなく成人後にもできる場合が少なくなく、顔のほかには背中や胸元など、全身の毛穴のある部分の、特に皮脂を分泌する皮脂腺が多く存在する部分にできやすいといえます。
思春期にできるものをニキビ、成人以降にできるのが吹き出物、と分けられる場合がありますが、いずれも同じ『尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)』と呼ばれる皮膚の疾患です。
できてもすぐに治る軽い症状から、炎症を起こしてニキビ痕が残ってしまうものまで、いくつかの種類に分けられています。

ニキビができる主な原因とは?

日常の習慣や生活習慣とニキビには密接なかかわりがあるので、ニキビができる原因はさまざまですが、ここでは主な原因を2つご紹介します。

皮脂の過剰分泌

ニキビができる主な原因には、皮脂の分泌が過剰になることが挙げられます。
皮脂腺から分泌される皮脂は、汗腺から分泌される汗とともに皮脂膜を形成し、ウイルスや細菌・カビなどの外界刺激や異物から皮膚を守るバリア機能を発揮するものです。
また、皮膚の乾燥を防いで肌を保湿したり、皮膚内部からの水分蒸発を防ぎ角質層などの柔軟性を保ったりする役割を担っているため、肌の健康を保つうえで必要な存在です。
不足すると肌の乾燥を招いたり、防御力を弱めたりする一方、分泌が過剰になるとニキビができやすい環境を整えることにもなります。

過剰に皮脂が分泌される原因とは?

必要以上に皮脂が分泌される原因にも複数ありますが、なかでも有力なのが男性ホルモン『アンドロゲン』の分泌量の増加です。
アンドロゲンは主に男性の体内に分泌量が多く、男性では精巣や副腎、女性では少量ながら卵巣内でつくられる男性ホルモンの総称をいいます。
アンドロゲンはコレステロールを原料につくられ、プログネノロン→プロゲステロン→テストステロンと変化し、テストステロンからアロマターゼという酵素によってエストラジオールに変換され女性ホルモンとなります。
皮脂の分泌の亢進にかかわるのはテストステロンと、テストステロンが5αリダクターゼという酵素と結合することで変換される『ジヒドロテストステロン(DHT)』の2つとされています。
DHTはテストステロンの10倍もの活性力を持つので、性機能を成長させるために作用する一方で、体毛が濃くなったり、皮脂の分泌を亢進させたりするのです。
アンドロゲンの分泌が増えるのは、ストレスや睡眠不足などが招く自律神経のバランスの崩れと考えられており、それが慢性化するとホルモンバランスの乱れや皮脂分泌の亢進につながり、ニキビの発生や悪化につながってしまうのです。

毛穴の詰まり

上記のように、ニキビは過剰な皮脂によって発生しやすくなるものの、根本的な原因とはいえません。
ニキビができる根本的な原因は、皮脂や古くなった角質が毛穴のなかで固まり発達してできた『角栓』によって毛穴が詰まることとされています。
健康な肌では、約28日の周期で古い角質がはがれ落ち、新しい皮膚細胞に代わるターンオーバーをくり返しています。
皮脂は汗とともに毛穴を通り肌の表面へと排出され、バリア機能などを発揮しますが、ターンオーバーが乱れていると、皮脂や古くなった角質の排出が滞って角栓の合成を助長してしまいます。
角栓によって毛穴が詰まると、本来排出される皮脂が閉じ込められて蓄積され、皮脂をエサとするアクネ菌が過剰に繁殖して炎症を起こし、ニキビを発生させるのです。

イソフラボンの働きによるニキビ改善の効果

前述のように、ニキビができる根本原因は毛穴の詰まりによるもので、その状態を引き起こすのはアンドロゲンの分泌量が増加して優位になり、内分泌系に悪影響を与えることといえます。
アンドロゲン優位の状態を正すには、皮脂を抑制する働きを持つエストロゲンを補うのが有効です。
また、エストロゲンには表皮の真皮層のコラーゲンやヒアルロン酸、角質層のセラミドなど、肌に弾力性を与えたり水分を保ったりする成分の生成を促す作用も備わっています。
そのため、皮膚細胞の硬化を防ぎ、毛穴の詰まりを招く角栓の合成を予防して、ニキビができる原因を元から断つ効果が期待できるのです。
エストロゲン様作用を持つイソフラボンは、エストロゲンが不足した状態ではその代わりを補う働きをする成分です。
ニキビの発生や悪化を招く過剰な皮脂の分泌を抑え、皮膚組織にハリや弾力、保湿効果をもたらす成分の生成を促すために作用することで、ニキビの改善に効果を発揮するのです。

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