青汁に含まれる鉄分
鉄分は体内で赤血球を形成する成分のひとつとして血液中に多く含まれています。赤血球が呼吸で摂り入れた酸素を身体の隅々に送るために必要な成分で、大切な役割を担っています。
青汁にはこの鉄分が含まれており、鉄分の補給にも青汁は有効な飲み物なのです。
毎日食事で鉄分を補給することは大変
人間の身体には鉄分が必要です。厚生労働省の資料によると、その一日に必要な摂取量は4mg~10mgとされています。
また女性は妊娠すると胎児のために多くの鉄分が必要となりますので、鉄分の一日に必要な摂取量は最大で約20mgまで増加します。
鉄分は食品から摂取することができます。
鉄分の多い食品にはレバーや卵の黄身、納豆や抹茶があります。
これらの食品を摂ることで鉄分を補給することができますが、毎日安定して補給するには一定量の食品の確保が必要で中々大変です。
そこで青汁から鉄分を補給することをおすすめします。
青汁で手軽に鉄分を補給する
青汁はそのまま飲める液体タイプや、水などに溶かして飲む粉末タイプ、粒状の錠剤タイプのものなどがありますが、どれも手軽に飲むことができ不足しがちな栄養素を補給することができます。不足しがちな鉄分も青汁によって補給することができるのです。
青汁に含まれている鉄分はメーカーにより含有量に差がありますが、平均して粉末タイプの青汁スティック一袋で0.5mgほど含まれています。
青汁だけで一日の鉄分の摂取量をまかなうことはできませんが、普段の食事に合わせて青汁を飲むことで足りない分の鉄分の補給をすることができます。
青汁に含まれる非ヘム鉄
また、青汁に含まれている鉄分は非ヘム鉄といって、ヘム鉄よりも吸収率が低いといわれている鉄分になりますが、青汁には鉄分の吸収率を上げるビタミンCも含まれていますので、相乗効果により速やかに鉄分が身体に吸収されます。大切な鉄分の働き
鉄分は赤血球が酸素を運ぶ際に必要な成分ですが、十分に鉄分が摂取されて酸素が身体中に行き渡ることで貧血の予防や改善効果もあります。また、鉄分が疲労を感じる原因になる乳酸の生成を抑える働きもあることから、鉄分の補給は疲労回復やそれに伴う持久力の維持にも効果的です。
青汁を飲むことで不足しがちな鉄分の補給を補うことができます。
青汁の鉄分はメーカーにより鉄分の含有量が違いますので、各メーカーの成分表示を見たり、問い合わせをして確認するなどしてより多くの鉄分を含む青汁を飲むようにすることをおすすめします。
青汁を飲み続けることで鉄分を補給し、全身に隈なく酸素が届く体作りをしてゆきましょう。