青汁とミルクの相性って?
粉末タイプの青汁を溶かして飲む場合、水以外にも色々な飲み物に溶かして飲むことが出来ます。今回はその中でも多くの人に飲まれている青汁をミルクに溶かして飲む飲み方についてお伝えします。
この青汁をミルクに溶かす飲み方は、とても相性が良い飲み方なのです。
ミルクは栄養の宝庫
ミルクの栄養成分といえばカルシウムを思い浮かべる人も多いでしょう。もちろんカルシウムはミルクに含まれる代表的な栄養素のひとつですが、ミルクには体に必要な三大栄養素と呼ばれる脂質、たんぱく質、炭水化物の他、ビタミン、ミネラルが含まれる優れた食品なのです。
青汁とミルクの組み合わせは相性バッチリ
牛の体から採れるミルクは動物性の飲み物です。一方青汁はケールや大麦若葉、明日葉を主な原料として作られる植物性の飲み物になります。
このようにどちらも飲み物ですが、青汁とミルクだけでも植物性と動物性の栄養素を同時に摂取することが出来るのです。
ダイエット中の飲み物としてもおすすめ
青汁をミルクに溶かして飲む際に、女性やダイエット中の方はカロリーが気になるかも知れません。コップ一杯のミルクで約140kcalです。
そこに青汁粉末をスティック一袋溶かすと、青汁粉末がスティック一袋の平均で約10kcalなので、合計で150kcalほどになります。
成人女性の一日の摂取カロリーの目安が1800kcalといわれているので、青汁をミルクに溶かして飲んでもダイエットや健康に大きな負担になることはありません。
ミルクは青汁のβカロテンの吸収率を高めます
青汁の含まれているβカロテンは脂質と共に摂取すると吸収率が高まる特徴があります。そのため脂質が含まれるミルクと一緒に青汁を摂取することは、大変良い組み合わせといえるのです。
このβカロテンは、必要に応じて体内でビタミンAに変換されて使用されます。
ビタミンAは粘膜の健康を維持するほか、網膜の光を捉える働きに関与するため、視力の低下を防ぐ効果もあります。
青汁をミルクに溶かした青汁ミルクにはこれらの優れた効果が期待出来るのです。
食物繊維とカルシウムの関係
食物繊維がカルシウムの吸収を阻害するという説がありますが、それは食物繊維を過剰に摂取した場合に限られます。現代人の多くはむしろ野菜不足による食物繊維の摂取も不足している状態にあります。
毎日の青汁ミルクはカルシウムの補給にも、食物繊維の補給にも向いているといえるのです。
ミルクの青汁のくさみを抑える効果
ミルクで青汁を溶かすことは水で青汁を溶かすよりも、ミルクの味やにおいで青汁のくさみが抑えられる効果もあります。水で溶かした青汁が苦手な方も青汁をミルクに溶かす飲み方を一度お試しになってみてはいかがでしょうか?植物性と動物性の栄養素を一度に摂取出来る青汁とミルクの相性は良いといえるのです。