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青汁の原料ってなにがあるの?

初めて市販された青汁の原料にはケールが使用されました。このため、一般に青汁といえばケールを連想することが多いようです。しかしその後、青汁の味の改良に伴い、ケールだけではなく、さまざまな野菜が原料として使用されるようになりました。ここでは青汁の原料について詳しく説明します。

青汁の原料と特徴

青汁は原料の野菜により含まれる栄養成分の量や働き、味に違いがあります。青汁を購入するにあたり、どんな原料が使用されているかをチェックすると自分のニーズにより近い青汁を選ぶことができます。

以下、青汁の原料に使用されている主な野菜をご紹介します。

ケール

青汁の代名詞といえば発売当初から原料に使用されているケールであるといえるでしょう。

ケールはアブラナ科の野菜で年間を通して栽培されます。地中海の沿岸が原産地ですが、日本には江戸時代に入ってきました。

非常に栄養価が高い野菜でビタミンB群、ビタミンC、βカロテン、カルシウム、カリウム、食物繊維などを豊富に含むことから「野菜の王様」とも呼ばれています。

ケールは抗酸化作用が強く、動脈硬化や生活習慣病の防止、美肌、アンチエイジング効果が期待されます。ケールにはルテインという色素成分も含まれ、白内障や緑内障の改善など、目の健康にも有効に働きかけます。

ケールは血糖値と中性脂肪値を下げる効果が期待できるという国内での実験結果も報告され、注目を集めています。

ケールは栄養価の高い野菜ですが、味や風味が苦手な人が多いのも事実です。

大麦若葉

ケールに代わり近年、注目を集めているのが癖の少ない大麦若葉です。

大麦若葉は麦茶やビールの原料に使用される大麦の若い葉のことです。大麦の葉は繊維質が固く生食には向きませんが、青汁の原料として加工し使用されます。

大麦若葉はビタミンB群、βカロテン、ビタミンC、ビタミンE、カルシウム、鉄、亜鉛、カリウム、アミノ酸、SOD酵素などを含みます。

大麦若葉にも強い抗酸化作用があり、動脈硬化や生活習慣病の予防、美肌、アンチエイジング効果が期待されます。

大麦若葉を原料にした青汁はケールのような緑黄色野菜独特の風味がないため、飲み物だけではなく、お料理に使用しても料理そのものの味が変わることはほとんどありません。

野菜嫌いの人でも、大麦若葉が原料の青汁は比較的抵抗が少なく摂取することが可能です。

明日葉

日本が原産の明日葉はセリ科の植物で、温暖な太平洋沿岸に自生しています。生命力が強い植物で、漢方薬の原料としても使用されています。

明日葉はβカロテン、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE、カリウム、鉄などを含みます。特にβカロテンはケールや大麦若葉より明日葉に多く含まれています。

明日葉はケールや大麦若葉と同じく抗酸化作用があり、動脈硬化や生活習慣病の予防が期待されます。豊富に含まれるβカロテンは粘膜を保護し、ウイルスの侵入を防ぐ作用があります。明日葉もケール同様、独特の風味があり、好き嫌いが別れます。

クマザサ

クマザサはイネ科の植物で、ちまきや笹餅を包む葉として知られています。国内では民間薬として内服、外用の両方に古くから使用され、中国では漢方の原料として使用されてきました。

抗菌、防腐作用が強いのが特徴で、葉緑素、食物繊維、アミノ酸、ビタミンB群、ビタミンC、カルシウム、バンフォリンなどを含みます。クマザサには体臭や口臭を予防し、細胞膜を守り免疫力を高める働きがあります。

長命草

長命草は明日葉と同じくセリ科の植物で、沖縄の海岸の断崖などの厳しい自然の中で自生しています。βカロテン、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンC、ビタミンE、食物繊維、鉄、カルシウムなどを含んでいます。ポリフェノールを多く含み、強い抗酸化作用があります。動脈硬化の予防、血中のコレステロール値や血糖値の上昇の抑制、抗菌、抗ウイルス、美肌、アンチエイジング効果などが期待できます。

よもぎ

よもぎは昔から草餅や団子に使われ、日本人には親しみのある植物です。よもぎはキク科の多年草で、食用以外にも漢方薬の材料として使用されています。

よもぎにはβカロテン、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンK、カルシウム、カリウム、鉄、食物繊維などが含まれています。中でも食物繊維が多く含まれ便秘の解消が期待されます。

桑の葉

桑の葉はクワ科の落葉樹の葉で、世界中に自生しています。日本では蚕の餌として古くから重宝され、煎じてお茶としても飲まれてきました。

桑の葉にはビタミン、ミネラル、食物繊維、アミノ酸のほか特有成分のデオキシノジリマイシンが含まれています。この成分は血糖値の上昇を抑制し中性脂肪の蓄積を防ぐ効果が期待されます。桑の葉にはカリウムも豊富に含まれ、むくみ解消にも役立ちます。

その他の原料

青汁は今回ご紹介した野菜以外にもゴーヤ、ブロッコリー、モロヘイヤなどが原料に使用されているものもあります。またフルーツ青汁にはブルーベリーやパイナップル、マンゴー、りんごなどの果物エキスが原料に使用されています。これらの野菜、果物にもビタミン、ミネラル、食物繊維が含まれています。

どの原料の青汁でも野菜不足を補うのに適した飲み物

青汁の原料には栄養価の高い野菜が使用されています。どの野菜も抗酸化作用のある成分を含み、それぞれの持つ特徴や効果効能が著しく異なるわけではありません。ただ、味に関しては差が大きく、野菜嫌いの方にとって、大麦若葉が原料の青汁が最も飲みやすいことは確かです。

どの野菜が原料に使用されていても、青汁は野菜不足を補う目的で摂取するのに適している飲み物といえるでしょう。

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